和歌山にも30余りの蔵元は存在します。
県内でも極小蔵元といえる蔵で、こだわりのある蔵元が特定のファンのために細々と販売されています。
以前は全国鑑評会でも、幾度も金賞の経験をもつ蔵元。
特別純米酒は、五百万石を純米吟醸並みの60%精米を施した酒造好適米をつかい、味わいはほのかな香りを感じならがら口に含むと生酒らしいフレッシュ感を感じていたいと思う余韻もつかのま、五百万石とは思えない芳醇な旨みがドッドッと口いっぱいに押しよせ、この余韻にも、ひたっていたいという余韻もつかのま、最終ステージへと突入する。
嫌みのない爽快感ある切れできっちりと締めてくれます。その素敵なフレッシュ感と旨みと切れを楽しみたくて、ついついもう一杯口にしたくなる。
実に質の高い高精米らしい透明感のある芳醇な旨みからのはじまり、くどさを残さない切れとの高低差は、きっとあなたの心に満足という感動を与えてくれるものと思います。思わず追加注文をしてしまった。私としては、あわやホームラン・・・フェンス越えまであと10センチといった3塁打のお酒です。
野性味あふれる米を噛んだような純米派の方ではなく、貴賓のあり上質感を感じる純米派の酒通の方に最適な1本です。
味わいの中口の肉料理から淡い和洋食の料理まで楽しんで頂けます。また飲み方も冷からぬる燗、氷ひとつまで、さらに熟成を重ねて楽しめる酒質を感じました。