次期後継者の中野幸治氏の想いから、大幅なリニュアル。
発売以来、大変多くのお客様から「美味しいかった」と好評いただいたNEW紀伊国屋文左衛門。
和歌山・最大手の蔵元中野BCが【意地】をかけて造った妥協をゆるさない想いを形にしたNEW紀伊国屋文左衛門第一弾のお酒です。淡麗ブームや喉越しの良さを求めて造られた旧紀伊国屋文左衛門とは、まったく正反対の酒質になりました。
使用酒米は、山形県が開発した酒造好適米「出羽燦燦」80%と「山田錦」20%を用い、精米歩合58%まで磨き、9号酵母(華やかな香りの吟醸香酸が少ない特性をもつ。)で醸したお酒は、素直に「出羽燦燦」の米の旨みを素直に感じて頂けるお酒です。
蔵を支える若手社員杜氏河嶋雅基氏
但馬流杜氏につき社員杜氏をめざし修業。
伝統と伝承される酒造りの技は盗むものという職人の世界で鍛えられ入社23年目2009年に杜氏を任された。現在は製造最高責任者としてすべての酒造りに関わり、蔵元よりも厚い信頼を得ています。
そして、世界でも認められる杜氏の技の高さは証明されました。
蔵の顔ともいえる紀伊国屋文左衛門は、2011年には毎年ロンドンで開催されておるインターナショナル・ワイン・チャレンジにおいて、この蔵の純米酒「紀伊国屋文左衛門」原酒が金賞を受賞しました。世界の多くの方が認めて頂ける酒造りの技を有する杜氏であること、世界で認められる酒質であることが証明されました。
この紀伊国屋文左衛門は、しぼってそのまんまの生の原酒となります。
無濾過生原酒の芳醇な米の旨みと若さあふれるフレッシュ感をご堪能頂けます。またこれまで1年、2年、3年まで熟成をさせてみました。日ごと、年ごとにやわらかさが増し、さらにコクがグイグイと成長してきます。年々、その美味しさにはまる方が増えて1年熟成までが限界となりました。そのあとは、是非みなさんの手でぞ立ててみてください。
ロック、氷ひとつ・・・という飲み方だけではなく、人肌、加水燗をして頂いてもまったく問題のないものとなっています。
30年度醸造以前のラベルは、下記となります。