またまた、「待っていました!」とわくわくする期待感あふれるお酒が発売されました。
その銘柄は、超超久・緑茶梅酒で全国的にも有名になった中野酒造のNEW紀伊国屋文左衛門(紀文)シリーズの純米吟醸バージョン。
使用酒米
掛米といって主原料のなかで一番多く使われているお米が「雄町」という米です。「雄町」の特徴は筋金入りの骨太な旨味が濃厚で香りも豊かな特性をもつお米。純米吟醸無濾過生原酒超超久を飲まれたことのある方なら想像がつくのではないでしょうか。超超久も「雄町」を掛米にしているお酒ですから・・・・
それと麹米に山田錦を使っているところ。旨味と酸のバランスの良さを特徴とする山田錦を融合させて酒造りであること。
酵母も吟醸系醸造に適している9号系酵母。
雄町らしい米のうま味と日本酒度から想像できない切れの良いお酒です。香りもさほど高くもありませんが、純米吟醸という風格を感じさせる上品な香りです。
酒販店向けのパンフレットにある「飲み応えある旨味と酸味のあるやさしい味わいのお酒です。」と書かれているとおりの日本標準規格をクリアーしていながらもこの価格は絶対お勧めしたい一酒です。
こちらのNEW紀伊国屋文左衛門(紀文)シリーズの純米吟醸加水バージョンは、生原酒のデリケートな品質管理の難しさや度数が気になる方にお薦めのお酒です。
そして、価格を考えていただきたい・・・・雄町で・・純米吟醸で・・1.8Lで・・・・
何と! 2500円はコストパフォーマンス。
けれど、この価格にはきっと蔵元が何か伝えたいことが感じられる意気込みが詰められているような気がします。
