あま酒は、酒粕から造られたものが当たり前だと思っている方が大半ではないでしょうか。
本来は米麹から造られるのが古来より伝わってきたあま酒なのです。
江戸時代、『夏になると甘酒売りが出てきて一杯四文で売っている』とか俳句の世界では『あま酒』は夏の季語として今でも残っています。
実は、冬の飲み物ではなく、元来、夏の飲み物だったのがあま酒なのです。
「あま酒」には体のエネルギー源となるブドウ糖を始め、必須アミノ酸やパントテン酸・ビタミンB1・B2・B6・ビオチミン・ニコチン酸・葉酸・パンテトン酸・カルシウム・鉄分など必須ビタミン類が多く含まれています。中でもビタミンB6、ビオチミンは不足すると肌が荒れるといったことから、美肌成分としても知られているビタミンです。
また、米麹には食物繊維やオリゴ糖も豊富で、これは体力の回復に役立つほか、腸内環境もすっきり整えてくれますし、とくに脳は他の器官に比べて大きなエネルギーが必要です。そのエネルギー源はブドウ糖に限られブドウ糖を豊富に含んだ「あま酒」は、まさに頭の回転を助けるのに最適な飲み物とも言えます。
身体に大切な全ての必須アミノ酸と大量のブドウ糖を自然に含む、納豆や味噌などと並ぶ伝統的な日本の発酵食品いわいる安心で安全な「日本の飲むヨーグルト」「天然の飲む点滴」なのです。
≪私の経験談≫
考えがうまくまとまらない・・・・脳が疲れている・・・・思考力低下・・・・そんなことありませんか。
そんな時には、脳にブドウ糖(グルコース)を
日本酒にも興味をお持ちのお客様で、近郊の町がふるさとの若者がいます。あるひょんな話から職業を聞いてみた。そうすると何と今は、イギリスで“人の記憶のメカニズムを研究している”ということでした。その会話の中に、“脳の働きを良くするにはどうしたらいいか”と聞いてみた。そうすると“脳の唯一ともいえるに近い栄養素は、グルコースというブドウ糖だ”と言っていました。・・・・それが、なんと現実と理屈が結び付いた瞬間でもありました。
とある季節的な仕事で“頭をフル回転させないといけない時に、頭の働きを良くする甘酒”ということを聞いていたのでよく飲んでいました。そんな時は、事前にコップ2~3杯の甘酒を飲むと12時間以上もPCの前で考えながらこなしていた仕事もなんとか、頭の思考力のブレーカーも落ちずこなすことができていました。理屈はわからずとも頭の調子も回転も、早々も落ちなかったので“考える時は甘酒”と決め込んで続けていました。
そのお客様でもある若者に聞かされた時“そうだったのか”ということで甘酒のパワーに驚いた瞬間でもありました。
脳は重さは全体の2%ほどでしかないのに、安静時でも体が消費するエネルギーのうちの25%前後のカロリーを消費しているらしい。それが、ハードに頭を回転させるとそれ以上のカロリーを消費しているのだから“疲れてくる”のも良くわかるし、ある程度のところで脳のブレーカーが落ちていたのも良くわかりました。
たがら、ここ最近では何か考えたりする前に、甘酒を飲んでからそうすることにしています。是非、みなさんもお試しください。なぜか、不思議と甘酒のパワーを感じて頂けるものと思います。