三代続く糀専門の昔ながらの超手造りの無濾過 《生》 あま酒 1000ml
安心・安全でとっても美味しくヘルシーな昔ながらのそのまんまの生の甘酒。
現在、一般に市販されている甘酒は、酒粕(さけかす)を用いて作られています。
手作りの米糀(こめこうじ)から 1本1本丹精こめた、手作りの生の甘酒です。
甘酒は、手作り無添加の自然食品です。 もちろん、アルコール分0%です。
子供の頃の、あの懐かしい味をぜひお楽しみください
原料は、徳島県産キヌヒカリ・日本晴などの品種の玄米です。
四国の霊峰剣山(つるぎさん)から湧き出る清水を使用しています。洗米したものは、一晩水に浸します。
ボトル詰めされたものは冷蔵庫で冷やされ、出荷となります。
甘酒を製作する工程において、甘味剤、防腐剤はもちろん、調味料(砂糖)等は一切使用しておりません。
純自然食品です。
また、この甘酒は、無濾過の生甘酒です。
「甘酒の世界にも生があるの?」そうなんです。ちゃんと存在しています。
通常は、米麹が糖化したものが本物の甘酒です。(酒粕で造られたものは代用品)
米麹が糖化し甘くなってきた頃合いを見計らい火入れをして麹を死滅させて、それ以上の糖化をしないように、品質を保持させるために火入れ作業を行います。これがよく出回っている甘酒です。
<ここが違う!!>
今回、ご案内する甘酒は火入れをしていない生甘酒です。
生だからこその良さがあります。
だから、温度をあげてあげると「乳化発酵」まで達しちゃっうものです。
生きている麹にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼという三大消化酵素をはじめ多彩な酵素が豊富に含まれていて、これらの酵素には、抗菌作用、抗酸化作用、整腸作用、便秘改善作用、抗アレルギー作用、ダイエット、便秘改善、デトックス、美肌作用、美白作用、免疫調整作用、胎児の発育不全解消、不妊症改善効果、冷え性改善、抗ストレスもあるといわれています。
生だからこそ、アミラーゼなどの酵素が熱殺菌処理をしているものに比べて多くは含まれていますし、保存料や防腐剤を含まないということは麹菌が生きられているということにもつながります。
≪生と火入れの違いを認識してください≫
但し、その麹菌や酵素が加熱殺菌で死滅していない分取り扱いについては、大変デリケートともいえるので、生の甘酒とよく見かける加熱殺菌したものとの取り扱いの違いをしっかり理解して下さい。未開栓、開栓に限らず甘酒には麹菌と酵素が生きていますし、さらに空気中には自然の摂理で甘酒のブドウ糖が大好物である見えない菌が存在しているので、開栓と共に容器の中に入り込んで来るのが当たり前だと認識してください。
(もしそれが嫌ということでしたらご自宅にクリーンルームを作ってください。ご飯をそのまま食卓においてハエにたからないでェということと同じことです。)
では「乳化発酵」とは、どんなものなのか?
乳化発酵した甘酒は、炭酸が含まれていてへたすりゃ、開栓時にふきこぼれもするくらいです。
味覚上では、甘味がなくなり酸味や辛味といった味覚が現れます。
「それ、腐っているのでは・・・・?」
そう勘違いしてしまってもしかたがないことかも・・・・
けれど、私達酒屋にとって元々「菌」がおりなす商品とのお付き合いで飯を食べさせて頂いています。
アルコール飲料・味噌・醤油・・・全部、「菌」がおりなす商品です。
では「醗酵」と「腐敗」どう違うのか?
わかりやすく言うと人の体内に入れても体調を崩さないのが「醗酵」。
体調を崩してしまうものが「腐敗」などと蔵元とよく笑いながらも、てっとりばやく言ったりしています。
チーズ・ヨーグルト・カルピス・ふな寿司・なれ寿司・・・モンゴルの馬乳酒・・・世界各国どこの国にも、乳化醗酵食品(乳酸)は、沢山存在しているんですよね。
人の体内に入れて体調を崩す主な菌(食中毒菌)っていうのは、サルモネラ属菌・腸炎ビブリオ菌・黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌・病原性大腸菌などです。それらの菌は、酸性の中では、増殖もできないし、さらに生きていくことも困難で死滅してしまうのです。
最後に乳酸菌だけが生き残り、その領域を制してしまうのです。
この乳酸菌は、ご存知のように人にとって有益な菌なのです。
日本酒の製造方法にもある生もと造りなどは、まさに天然乳酸菌を増殖させて造られる製造工程なのです。
ということで、
乳化発酵した甘酒自身は、基本的に体内に入れたとしても食中毒のような人にとっての症状にはなりません。・・・が大量にとれば乳酸菌の作用で便が柔らかくなったり、お腹のゴロゴロする人もいますので限度はわきまえてください。人によってのよく牛乳や乳酸飲料をとったときにでる状態と一緒です。ここで下痢と乳酸菌によるものとの勘違いしないでくださいね。そうだ!乳酸発酵が進んだものは、酸味も出てきてしまいますが、これも食品が腐る時の酸味と乳酸発酵による酸味と勘違いしないでください。
生の甘酒の特質をご理解して、管理などはやはり丁重にして下さい。
「乳化発酵」した甘酒をお店で少量摂るには問題がないので飲んで頂きました。
その結果、「この味、昔、家で作ったものと同じ味がする」という声がチラホラありました。「そうか・・昔は火入れをせずに飲んでいたから、「乳化発酵」が当たり前か・・・」それとか「この方が甘くなく爽やかで美味しい」という声もありました。
言われてみれば・・・そうかも・・・
嗜好っておもしろいなぁとつくづく勉強になりました。
とってもデリケートな生の甘酒。
管理が大変とおっしゃる方にもお答えして、当店では管理しやすい「冷凍保存(-20度)」をした商品をお届けします。
冷蔵庫で自然解凍後1ヶ月を目安にお飲み下さい。
但し、家庭の冷蔵庫ですと庫内温度が8度程度ですので「乳化発酵」する可能性がありますが、
下記のような処理を施しお召しあがり下さい。
80から90度で約10分間温めてください。(沸騰は避けてください。温めている間、たまに全体をかき混ぜ熱が均一に入れて下さい。)
荒熱がとれた時点で冷蔵庫で保存してお早い目にお飲み下さい。
どうしても気になる場合は、飲まれる分だけ解凍して飲まれたり、甘酒が到着して、すぐに飲みたいという方には「冷蔵保存(0度)」のものをお送りいたします。
通信欄に「冷蔵保存もの」のものとご記入お願いします。
6本まとめると送料上限500円当店負担いたします。
差額は正式受注メールにて訂正いたします。(各社運賃改定につき当社運賃も改定致しました。)
これが生甘酒の証
お米がいっぱい!