【限定醸造】ついに動いた!気になっていた蔵元の魂を感じる酒
純米吟醸原酒 南方(みなかた)300ml
純米吟醸原酒 南方(みなかた)300ml
2008年インターナショナル・サケ・チャレンジ入賞酒
≪数量限定 21BY&22BY新酒≫
お酒(アルコール)とは、不思議なもので日々、管理が良ければ熟成する。たった1日で人の舌で感じ取って頂けるほど違いがわからずとも、3ヶ月くらい経つと少し、半年もすると確実に、新酒時の時とは違うまろやかさという目を出す。そして、1年も経つとまろやかさだけではなく奥深い味わいの目もだし、誰が飲んでもその良さを感じとって頂けるまで熟成する。それを是非、感じとって頂ければと思います。
吟醸系のお酒はともかく、純米系ならではの奥深さとまろやかさを味わって下さい。
お買上げの際は、醸造年度をご指定ください。
使用米:麹・山田錦、掛・オオセト 精米歩合:50% アルコール度:16度以上17度未満 日本酒度:+5 酸度:1.5
その他:素濾過・びん燗急冷
世界一統の命名者は、早稲田大学の創立者であり第18・17代内閣総理大臣をつとめた大隈重信氏。また、世界の博物学や民俗学に大きな業績を残した南方熊楠氏(みなかたくまぐす)は、この蔵の創業者である南方弥兵衛の実子にあたるという由緒ある蔵元でもあります。
また、特別に「全国新酒鑑評会」用に仕込まれたお酒ではなく、一般販売されている【超特撰 特醸大吟醸<イチ>】にて平成16年より4年連続で「全国新酒鑑評会」金賞受賞している和歌山でも技の高さがある蔵元でもあります。
実力がありながらも“静かすぎる蔵元”として大変気になっていましたが、ついに“蔵が動き出しました”昨年は、関東のみでの試験販売。
好評を得て今期は限定800本まで増石したというという純米吟醸酒。それでもたったの800本です。
このお酒は、搾られたお酒を、荒い濾過だけを施し生のまま瓶詰め。そして、瓶火入れという原酒です。秋だとまさしく“ひやおろし”である。
飲んでみました。
まず開栓直後の香りは純米吟醸らしい気品ある香りと香りの中にも米を感じるものがありました。 ひとくち・・・・「おっ・・・やはり来たか」予測通りの米の旨みが襲ってきた。切れは優しく切れる。「これが+5の切れ?」とおもいきや喉に入るやいなや、スバッと切れる。
そして、冷めがとれたお酒をもう一度・・・・「タッチが丸っきり変わっている」「襲ってくる米の旨みはなくなり、程よい芯のある米のうま味に変わり、スッキッとした切れを感じるように」「これなら+5の切れでしょう。」
何か肴を食べながらというのであれば、常温近くでお飲み下さい。
冷やしての場合は、塩・味噌・珍味などというような簡単な肴をチョイスしてはいかがでしょうか。
実に不思議なお酒である。
冷やすと旨みが現れ、常温近くになるとスッキッとした切れが表れる。旨み派の方は冷で、キレを大切にしたい方は、常温近くで。どんなお酒を飲みたいかによって温度を変えてお試しください。