純米酒は、柔らかく飲み口がおとなしくながらも、ほど好い旨みが次第に広がる。いつのまにかお酒が進んでしまう本当に飲み飽きのしない邪魔にならない旨味のある定番純米酒。純米酒のお燗酒を推進している上原先生(夏子の酒では上田久氏)もお気に入りです。 優しく辛口 ロック・常温・ぬる燗・燗・冷でさえる酒 刺身 鶏肉料理 煮物 鍋料理 あっさり肉料理にあう酒 毎日の晩酌に・・・
諏訪泉はすごい酒。
諏訪泉は、『夏子の酒』(尾瀬あきら氏)の中で要となるところで登場してきた蔵元として注目を浴びだした。
それ以後、JALファーストクラスで世界のVIP達のおもてなしの日本酒として注目を浴びたりもしました。
近年は、コミック誌『蔵人クロード』のモデル蔵元としても、さらに注目を浴びている石高1000石という鳥取の手造りの蔵元。
注目を浴び、話題になる蔵元としての酒質のすごさのひとつをご紹介いたします。
まず他のお酒とこうやって飲み比べてみると諏訪泉の酒質のすごさが解かります。
純米酒を主体とする蔵元です。香りにしろ旨味にしろ特化したようなタイプの派手なお酒ではありません。
けれど、お米にこだわり水にこだわり仕込みにこだわった蔵元ならではの日本酒という本質的なスタイルを目指した隠れた真の実力のひとつをご紹介します。
今、あなたが飲んでいるお酒(原酒ではなく15~16度に加水されたお酒)を1~2割加水(ロックでもOK)して飲んでみて下さい。いかがですか?
当然、アルコール度数が落ちて口当たりが軽くなって飲みやすくなりましたよね。けれど、お酒本来の持つ『旨味』は犠牲になっていませんか?
『旨味』までが薄くなってしまい飲む気にならないのでは・・・・
そうして飲んだ時に、そうじゃなく『そのままだよ』といえるお酒は酒質のよいしっかりとしたお酒です。『いいお酒飲んでますねぇ。』
諏訪泉は、加水したとしてもアルコール度数が落ちて口当たりが軽くなって飲みやすくなりますが、不思議と旨味がほとんど味覚上変わらないのです。
なぜなのか?その答は、お米にこだわり水にこだわり仕込みにこだわったからだと蔵元はいう。そして、とっても体にやさしいお酒としてお楽しみ頂けます。蔵人たちはいつもこうやって酔いも穏やかで酔い覚めも良いことからお酒を飲んでいるそうです。
だから、夏はロックや少しの加水をして『駆けつけの一杯』として、グビグビと飲んで頂けますし、冬にはお湯割りや加水したお酒を燗してお飲み頂くと酔いも穏やかで酔い覚めも良いとっても体にやさしいお酒としてお楽しみ頂けます
確かに香りも旨味も特化するような派手な純米酒ではありませんが、徐々に時間をかけて体になじんでくるタイプお酒です。
けれど、一度諏訪泉の良さを知ってしまえば幅広い美味しさに出会うことができる自分が生まれて、日本酒ライフもより一層楽しくなることと思います。