大七生もと純米の魅力はどこに?
dancyuで日本一美味しいお燗酒
日経新聞何でもランキングお燗にすると美味しい日本酒の第一位
2007年 日本酒大SHOW お燗でじっくり飲みたいお酒第一位
2008年 日本酒大SHOW お燗にして美味しい日本酒ゴールド賞
2009年 日本酒大SHOW おせち料理と合う日本酒プラチナ賞
燗酒としての評価は高い・・・・どんな魅力があるのだろうか
日本酒を冷して飲まれるという方が大変多く、まだまだ燗酒の美味しさにご縁を頂いていない方がたくさんいらしゃると感じています。
日本人の食は味醂文化といわれています。どこかで甘みを求め、甘みは美味しさの基準でもあるという意味合いも含めた言葉です。
甘みは味覚のコクや奥深さを感じさせてくれます。さらに甘みは体温付近で一番甘いと感じる味覚です。反面、くどさの要因にもつながる味覚でもあります。
食べ物の中には、甘いけれどくどさを感じさせないものがあります。
例えば 甘酢(酢豚)甘さと酸味で奥深さとサッパリ感を両立している料理です。
ケーキ―にブラックコーヒーは、甘みと苦さでサッパリ感を両立している。
羊羹に抹茶は、甘みと渋さでサッパリ感を両立している。
豚の角煮と辛子、甘みと辛さでサッパリ感を両立している。
ひとつひとつの味わいのバランスが、より一層の美味しさを生むということです。
研ぎ澄まされない純米は、米の旨みを前面に出し、生もと造りはさらに米の旨みを引き出し、乳酸菌により酸を引き出す。さらに1年間熟成させることにより、瓶内熟成が進みさらに旨み成分を増数・増幅させる。
これらの味覚の調和がもっとも引き出され顕著に舌に感じる温度が35~45度にあります。大七生もと純米の味覚の調和は、そのようなことから多くの方の舌に感銘を与えたという証です。
また大七生もと純米を冷して飲む魅力がないのかというとそうでもありません。
生もと造りは乳酸菌により酸を引き出し、爽やかさを感じさせてくれます。酸は素材力が強い肉系のしつこさを打ち消しサッパリさせてくれたり、魚介特有の生臭さを消してくれたりするだけではなく、舌に刺激を与え唾液の分泌を促しさらに美味しさをより敏感に感じられる環境もつくりあげてくれます。またロックでグビグビと暑い時の最初のお酒として喉をうるおすお酒としてもおすすめです。