甘くって酸っぱい・・・個性を楽しむ酒 甘いは意外にも抵抗感を持たない味わい表現ですが、酸っぱい、苦い、渋いなどの味わい表現は先入観だけで敬遠しがちではないでしょうか。 ではでは・・・・ミカンの酸っぱい、酢飯の酸っぱいは美味しくないのでしょうか。ビールやブラックコーヒー、グレープフルーツの苦いは美味しくないのでしょうか。 上記の味わいを美味しい美味しさと評価している方は結構多く存在しています。 まずは、旨い・旨くないという概念で飲んで頂くお酒ではなく日本酒の楽しみ方をキッチリ理解している方にお飲み頂きたいお酒です。 日本酒度ー15という甘さと酸度3.1という甘くも酸味で調和を醸している個性派の純米吟醸酒です。 蔵元も言っています。 『10人の中に1人この酒ではなくては』というくらいの評価で結構。そこには、蔵元の貫き通す心が感じ取れる甘みと酸味のバランスを楽しんで頂ける舌の持ち主に飲んで頂きたい酒です。 冷は冷の美味しさ、燗酒は全く違う顔を見せた美味しさ、燗冷ましまでがまた旨い!是非、類さない個性をお楽しみください。なぜ、多くのプロの専門店が取り扱いをするワケを感じ取ってください。 |