新潟と石川の県境に位置する糸魚川沿いに蔵元があります。 新潟でありながらも新潟らしからぬ旨口のお酒を醸しています。 純米吟醸は香りも程よく米の旨みを上品に優しく醸しています。全国の地酒をめぐるとなればやはりはずせないでしょう。 今、注目されている手造りの蔵元です。 ご案内のこのお酒は、氷点で管理された熟成酒となっております。 蔵出しについては、2013年9月となっております。 以前の20BY9年目にして口にしてみました。 さすが丁重な造り+一度火入れ+氷点管理+紫外線対策ということで、老香も時を考えると恐ろしいくらい無く、もちろん熟成酒のプラス要因である口当たりのやさしさと酔い心地の良さと酔い冷めの良さについては抜群となっております。 あえて短所というところを探したところ、本来のフルティーな香りは収まってしまい、熟成由来の「苦味」「渋味」が感じられますが、その「苦味」「渋味」については、新酒時に感じる程度のものであり吐出した味わいにはなっておりません。 反対に「苦味」「渋味」は、食中酒としての活躍を一段と高める効果の味覚として、幅広い方にご納得いただける範疇となっております。よって飲用温度については、常温、人肌、ぬる燗などでお楽しみいただけます。 |