限定秘蔵酒
和歌山最大手蔵元が看板商品として発売されている紀伊国屋文左衛門。
そこには蔵としての技の高さを象徴したいという思いも込められ、酒質にもその思いは溶け込んでいます。
このお酒は、21年度の秋に“ひやおろし”表示として発売された一度火入バージョンのお酒を氷温庫で丁重に管理したものです。
以前1度限定発売された無濾過生原酒の2年物を飲んだ時のあの濃厚さが未だに脳裏に残っているくらい忘れられがたき酒質でした。
それ以来、このお酒の可能性を探るべくために、毎年、年末には無濾過生原酒(しぼりたて生原酒)を、秋には一度火入れの生詰(ひやおろし)をストックしていました。
そのお酒のお客様の評価は、
◆時を重ねるほど旨みがどんどん増していきコクのあるお酒と変化していく。
(特に無濾過の生原酒のまったりさは驚きもの)
◆時間と共に口当たりの優しさが増し、包容力のある酒質に変わります。
加水ゆえの程良いまったりさは、どなた様にも理解のしよいお酒として好評です。
(特に生詰タイプの燗酒の美味しさは何とも言えないコクを感じ.ると好評。)
◆たしかにその年の醸造年度ものも“美味しい”けれど、同じ値段帯だったら他のお酒を買ってしまうことも・・・熟成もの紀伊国屋文左衛門だからこその価値があるゆえに、他のお酒に目を奪われることなく、このお酒を選んでいる。
もう少しだけ21年度醸造の生詰タイプの在庫が1800mlがございますので、是非、21年度、22年度との飲みくらべをされてみるのも新しい発見につながるものと思います。