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2019.7月メルマガ


メルマガ会員様各位

いよいよ夏本番といいながらも、この春からクーラーをかけたのが
ついこの間の1回限り。

わが故郷新宮市というところは、熊野川の河口にある熊野の中心の街。
熊野川の上流から海に向かって颪(おろし=神倉おろし)がきます。
その颪がちょうど吹き下ろすところに位置する当店は外気温30度でも
26.27度以下ということで涼しい場所に位置しています。

また店内は、省エネのためにより颪を利用しようということで、
各所に天井に点検口をつけて、気温が少しでも下がった颪を取り入れることで、
冷蔵庫の電気代もお安くなりましたし、倉庫、店内の気温も抑えられています。

またスポットクーラー、サーキュレーターで室内の空気の循環をよくして、
除湿をすることでかなり快適に仕事ができています。

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あなたのモノの価値観、ライフスタイルも令和の時代にふさわしく・・・・・

ここ最近、「モノ」から「デキゴト」「心の豊かさ」に価値観が移り変わっていますとお伝えしましたが、国土交通白書にも紹介されていましたので、是非、みなさんもビジネス、先読み等にお役立ていただければと思います。

なんと!約6割の方が「物」ではなく「デキゴト」「心」の豊かさ、リッチ感を重視しているという事実。 食事とお酒との関係においても、ペアリング、マリアージュが叫ばれていることは、あきらかに成熟時代をめざす食育の一環のひとつ。
単に空腹を満たせばよい。単に酔えばよいということだけではなく、同じ食事をするのであれば、ペアリング、マリアージュなども織り込み、そののちに訪れる素敵なデキゴトが醸しだしてくれる「心の豊かさ、リッチ感」まで求めるようになってきているという事実。

≪利己と利他が入れ替わろうとしている≫
「旅のお客様の感動のひと言」
東京でもお金を出せば“全世界といっていいほどの美味しい食べ物”を口にできるかもしれない。

けれど私は半日という時間をかけて熊野に訪れて、熊野の地で、温度、湿度、空気を吸い、五感で熊野を感じらから、熊野の食材と熊野の地酒に寄りそって、


熊野の人と話を交えながら味わっていることは
“なによりも贅沢”だと感じている。

高価なもの、希少な食材を口にすることがすべてではなく、それがグルメということでもなく、裏山の旬の山菜、どこかのお婆ちゃんが自分の畑で育てた野菜でも・・・・それぞれの食材のストーリーを聞き、五感を研ぎ澄まして味わうことが私はグルメと感じている。まさに地酒は土地に根付くストーリーが宿るお酒です。
≪和≫

◆人との調和、つながりを大切にする心をもつ人が増加。

◆他の人のためになりたい人が増加。

◆長屋での生活のように支えあいを求める人が増加
人それぞれに足りないもの、できないこともあり、手伝ってほしいことが存在していて、誰かが補うことでその人も、自らも豊かになることに価値が高まっている。その表れとしてボランティア数が伸びているようです。

他にもいろいろな業種についても書かれています。
・国土交通白書の紹介~令和時代の「豊かな生活空間」とは~
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo08_hh_000150.html

・建設・土木、運輸、交通、観光関連、情報技術、ライフスタイルの動向・変化
http://www.mlit.go.jp/common/001296838.pdf

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【お酒だってあなたに豊かさをご提供できます。】

上記の一環として地酒みゆきやは、体験、体感していただき少しでも豊かさを手に入れていただきたいということで「訪問!!日本酒めざめ教室」はじめました。(近隣のお客様のみ)

体感・体験なしは単にイメージ!の一人歩きに・・・。
体感・体験をするとあなたの確信につながる!

どのするかは、そののちにご判断ください!!

【その1】
ブランド、人気、ランキングが吹き飛んでしまう≪すてきなデキゴト≫に出逢おう!


お酒選びだけに限ったことではありませんが、情報の中でブランド、人気、ランキングなどを気にされている方も多いのではないでしょうか。それもある意味な必要な“ものさし”のひとつでしょうね。

しかしそれだけに目を奪われていたら見失うこと、出逢えない美味しさも存在しているかもしれません。

もし仮にブランド、人気、ランキングを忘れてしまうくらい目の前の「すてきなデキゴト」に心奪われることが起こったらいかがでしょうか?

もしお酒だけを口にして「これ!まずい!!」と声を出してしまうお酒が、「なにこれ!!超美味しい!!」と声を出してしまったら・・・・・。

これこそが「モノ」ではなく「デキゴト」に価値観が移った瞬間です!!
それを体感、体験していただく機会になればという企画となります。お気軽にお問い合わせください。

「訪問!!日本酒めざめ教室」はじめました。
詳しくは下記より
https://www.umai-sakeya.com/hpgen/HPB/entries/240.html

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【その2】
お客様からのクレーム「日本酒が凍って届いた!!」


宅配業者さんが間違って、どこかのタイミングで冷蔵から冷凍で運ばれてしまいました。けれどお客様に3つのことを確認していただきました。

質問1 お酒が膨張して瓶は破損していないですか。
    ※破損していない。
質問2 お酒が膨張してキャップから漏れ出してもいないですか。
    ※漏れ出していない。
質問3 量は減っていませんか。
    ※量は減っていない。

さてあなたならどうする???

見た目だけで判断すると大丈夫だというイメージをもたれることがほとんどではないでしょうか。さらに比較することがなければ「こんなもんだろう」ということで、ある意味、納得されてしまい、そのまま飲まれてしまうのではないでしょうか。

荒っぽい伝え方かもしれませんが、
クール冷蔵がクール冷凍で送られたことは
「生のマグロを冷凍してしまった。生のアスパラガスを冷凍してしまった。ことと同等、また価値の損ないにあたるということです。」

マグロ、アスパラガス・・・解凍から生に戻して見た目はいっしょだから、美味しさも同じであるかというと明らかに食感、味わいが変わるように、お酒も同様に味わい、口当たり・・・等が変わってしまいます。

そこに比較するものがあれば、あなたでも違いが判るはずです。
実際には味わいが違っていることは事実です。

以前も一度試しましたが、
今回メルマガでお書きするうえで、国のお偉いさまにも確認しましたが、そこまで明確な研究論文は見つからなかったとのことです。実際のコメントはいただけませんでした。
だったら今一度自ら検証しなおしてみようということで改めて体感、体験いたしました。

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しぼりたてのお酒(日本酒に限らず)を熟成させていくと分子レベル(物理的現象)で、水とアルコールと成分の密度が段々と高くなる。(クラスター現象が進む)

口当りもまろやかになり、アルコール感も穏やかになりお酒自身がもつ素材感や各々の成分がもつ香りや味わいが顕著に感じられます。
(化学的変化は今回は割愛しています。詳しくはパンフレットの新酒のメリットデメリットを一読ください。)

今回のお酒は、
1年半熟成させた光武純米酒を小瓶入れて
-20度で凍らして飲みくらべました。

28BYの熟成させた光武純米は、大変まろやかな口当りで香りも楽しめ米の旨みがズッシと濃醇に感じられるくらい育ち、さらに熟成感ほんの少し微妙に苦渋感(ペクチドの生成)は感じられますが、大きくなって育った米の旨みだけでは後口がもたつくので、少し感じる苦渋感はまったく問題なく反対に美味しさの名わき役としてしっかりとスッキリとさせるお仕事をしていることに繋がって美味しいく楽しめました。

凍らして解凍した光武純米は、香りは落ち、さらに口当りに粗さが生まれ、米の旨みも軽くなり、さらにアルコール感は凍る前よりも感じられ結果、ある意味切れの良いやや辛口酒になっておりました。

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以前とある杜氏さんに聞いてそのときに試したこと。そして今回・・・・やはり同じようなことが私の口の中で起こっております。

「お酒を凍らしてしまうと味わいが変わる」ということは事実ですね。
粗くなる。アルコール感が浮き出る。旨味が減る。後口が変わる・・・けれど“まずくなる”というものではありません。それをあなたがどう捉えるかということに繋がりますね。

ある意味
応用することで逆戻るようなことも可能なのでしょうか?これも楽しみ方のひとつとして考えてもいいのかもしれません。

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そして、そのお客様には、
あと6ヶ月は熟成させてみてください。とアドバイスさせていただきました。せっかく時をかけて水とアルコールと成分の密度が段々と高くなりつつあったのが、元に戻ったのですから今一度熟成をしていただくことにいたしました。
そこで何か違和感を覚えましたら、再度ご連絡をいただくことといたしました。

そして宅配業者も
冷蔵から冷凍でお届けして、破損も、キャップからの液漏れもなく、解凍したら元の見た目になったことで安心をしてしまい、実際はどれだけ重要なデキゴトにつながっているかの認識をされているのでしょうか??

見た目の破損がなかったので、それは破損につながらなかったと判断されたのでしようね。

本来、要冷蔵のお酒を常温で1日置いたとしたら・・・・・顕著に味わいが変わるほどのものなのでしょうか。それは、まずくなる方向性だけのものなのでしょうか?美味しくなることは起こらないのでしょうか?

凍らしてしまうことの方がはるかに、顕著に違いがでるということだけはお伝えしたいところです。

また保管温度に気を配られている方もたいへん多く存在していますが、もっと大切な「紫外線による化学的変化」にも気を配ってほしいと願うところです。

管理温度による変化以上に圧倒的なスビートで、取り返しのつかない変化が生じます。
(機会をみつけてお伝えします。)

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【量り売りについて】

今回、店頭でしか体験・体感できないお酒の熟成をひとりでも多く体験・体感していただこうということで少しずつ登録を進めています。
・まずはどんな味わいなのか試してみたい。
・熟成をさせていくうえで基準点として活用したい。
・いろいろと口にしてみたい。

29年度の各種龍神丸を「量り売り」として限定発売いたしました。
それも開栓して氷点で1年間保管していたもので約半分から3割程度空いて空気に触れている代物です。

「お酒って開栓すると早く飲まないといけないものだと思っていたよ」

それはすべてのお酒には共通することではありません。そのお酒お酒に応じた保存環境をしっかりと見極めればお酒はしっかりと熟成していくということです。

龍神丸大吟醸、純米吟醸については、多くの方から方から
「やっぱり違うね!」
「香りも豊かだし、口に含んだ時の刺激感もなく、口当りもまろやかだし、口残りの渋苦さもなくスムーズでキレイに終焉を迎える。さらに龍神丸らしい米の旨みがしっかりと感じられ、これが龍神丸だよね!」


“そう感じられなかった”ということであれば、それにも必ず原因があります。原因が明確になることでおのずと解決策も見つかります。是非、下記よりお問い合わせください。またお客様自身で出した原因解明の答え合わしでもご活用ください。

https://ssl.shopserve.jp/-/umai-sakeya.com/enq/enquete.cgi?PAGE=4&SHOPURL=

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【今や入手困難酒に幻舞・愛山少量入荷いたしました。】

1800ml
https://www.umai-sakeya.com/SHOP/genbu-aiyama.html
720ml
https://www.umai-sakeya.com/SHOP/genbu-aiyama-72.html
共に決済は銀行系のみ(ご了承ください)


【新規2019龍神丸飲みくらべセット追加いたしました。】

https://www.umai-sakeya.com/SHOP/444424/list.html

【これまでにない飲み方ではなく、使い方ができる新しいジャンルの日本酒入荷しました。】→笑亀酒造 純米酒「貴魂」
https://www.umai-sakeya.com/SHOP/kikon.html
お試しセット
https://www.umai-sakeya.com/SHOP/sakamathu-kikon-set.html

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