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2020年3月メルマガNO1
料理と飲用温度 ヒューマン・ベーシック・ニーズ(人間の基本的諸要件)の中に、人は“美味しいもの、美味しい飲み物を味わいたい。”という欲望が存在しています。 多くのお客様の声を聞く中で“美味しさ”にこだわりをもっていられる方も多くいらっしゃいます。 しかしながら“料理を口にするときの温度”はこだわりをもっていても、いざお酒となると場面や料理をそっちのけで“冷たい方が好きだから”といって冷たく飲まれる方が大変多くいらっしゃいます。 玉子ごはん・・・冷ごはんとあったかごはん・・・どちらがおいしいでしょうか? 瓶うに・・・冷ごはんとあったかごはん・・・どちらがおいしいでしょうか? お寿司・・・冷蔵庫から出してすぐに口にしたお寿司と冷蔵庫から出して、10秒あまりだけチンしたお寿司どちらがおいしいでしょうか? そして、お寿司屋さんのお茶(あがり)・・・真夏でも、どうしてアツアツなのですか? さらに大きな湯のみであり分厚いのですか? ①手についた魚の生臭さ・・・冷たい水と温かいお湯で洗うのと、どちらが生臭さが落ちますか? ②お茶碗についたごはん・・・冷たい水と温かいお湯で洗うのと、どちらがよく落ちますか? ③お皿についた脂・・・冷たい水と温かいお湯で洗うのと、どちらがよく落ちますか? ④冷たいみそ汁の味ってこんな味わいと語源化していただくとわかるように、あきらかに温かいみそ汁とは味わいの語源化が違います。冷たいみそ汁は、コクがなく塩っぱいですよね。温かいみそ汁はコクがあり五味のバランスもいいですよね。 今一度、考える前に体感してみてください。 おのずと答えは生まれるはずです。 ≪追記≫ ①と③・・・・実は冷たくても他にも方法があります。 それは、酸を使うことです。 手についた魚の生臭さ・・・・お酢や柑橘果汁(レモンなどの酸の強いもの)で洗ってみてください。サラダ油にお酢をいれてみてください。油は融解し流れます。 だから≪酸っぱいお酒≫も料理を美味しくするには必要不可欠な縁の下を支えているお酒たちなのです。 当店は、そんな花をもたせる裏方でいい仕事をしているお酒たちの魅力もお伝えしたいことのひとつです。そんな裏方仕事を得意とするお酒たちにも目を向けていただける、あなたの包容力に期待したいと思います。 ≪試してみました≫ 先日、龍神丸純米吟醸袋吊りの日向燗をし、マグロのお造りに塩と橙という柑橘果汁をしぼってあわせてみました。龍神丸の吟醸香と橙の香りがひとつに重なり合い、ステキな演出を楽しめました。ぜひ、お試しを・・・・・。 今期最後の龍神丸飲みくらべセットをご案内しています。(銀行系決済のみ) 飲みくらべになっているお酒にも龍神丸とは違う良さが存在していますので、あなたがこれまでの経験、体感で培ってきたモノサシの外に、すごい出会いが存在していたりいたしますので、これまでにないアプローチで一度トライされてみてください。 https://www.umai-sakeya.com/SHOP/444424/list.html (店頭販売もございますので品切れの節はご了承ください。) |