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紀州梅フルーツエールのおすすめ料理
さて『酸っぱいビール』の必要については、ご説明させていただいたとおり、では現実的にはどうやってお楽しみいただくかということをご紹介します。 ---------------------------------------------------------------- 日本人にとって欠かせないごちそう素材は、なんといっても「魚貝」 そして古くから「魚貝」と「酸味」は切っても切れない関係。 代表的な国民的料理の 酢めしのお寿司にはじまり、焼き魚に柑橘果汁、青魚を酢でしめる、生牡蠣にポン酢、魚貝の酢味噌料理・・・・多くの魚貝料理が存在している和食。 酸味は魚貝特有の生臭さを消してくれることによって、その魚貝がもつ「旨味」を際立たせてくれます。 また洋食においても、 ビネガー(お酢)は、スパイスや塩と並んで魚貝料理に重要な味わいのアクセントを奏でています。(マヨネーズ、トマトソース、ウスターソース・・・)
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【酸味はボンド役】 さらに「酸味」のすごさに改めて驚かされた! ある日の夕食、焼き魚を食べていてわざとレモン汁をかけた身とレモン汁を搾っていない身を、それぞれ同じ酸味のある日本酒で食べ合わせ、食べくらべをしてみると「え~!」と声を出したくなるほど美味しさの演出が歴然と違った。 この美味しさの演出を解き明かしてみよう。 ≪焼き魚+日本酒の場合≫ この美味しさの演出は、焼き魚の美味しさとお酒の美味しさがそれぞれ別々の味わいと感じられました。 ≪焼き魚+レモン+日本酒の場合≫ この美味しさの演出は、レモンの酸味が生臭さを消し、さらにレモンの酸味が焼き魚の旨味をおだやかにも引き出し、さらにレモンの酸味は、焼き魚の美味しさとお酒の美味しさをつなぎ合わせ、それぞれの味わいがひとつなり、新たな美味しさの味わいを生みだしました。これが現代の食文化でいう『マリアージュ』という演出です。 また酸味には、 〇舌を刺激し唾液の分泌を促し味蕾を刺激して美味しさが増す効果があります。 〇消化吸収を促す効果や梅果汁には疲労回復やエネルギー代謝を増すクエン酸が含まれてもいます。 〇酸味は飲み飽き防止してくれたりもいたします。 |