何も考えずに、まずは常温で口にしてみてください
三重 河武酒造 KH改多酸純米酒 720ml
何も考えずに、まずは常温で口にしてみてください。
リンゴ酸が主役となる強酸系純米酒。さらに蔵独自の熟成(醸造年度30年度)を重ねたということで、老香もありダブル個性味。
ここからがこのお酒をどう愉しもうかというトンネルに入ります。出口はどこに?見つけられるかは飲み手しだいという。しかし出口はひとつだけではなく無限大の出口が見つけられそうな可能性を秘めたお酒です。
一見、強く感じるリンゴ酸をどうポジティブに向き合うかが最大のポイント。次に熟成させたゆえの老香とやわらかな口当たりとやさしい旨味と向き合うかが次なるポイント。
常温でまずは、味わいの濃い料理、、、身近だとお好み焼き、タコ焼き、焼きそば、焼肉、デミグラ料理、かば焼き、赤味噌料理、あら煮、、、、料理の旨味とお酒の旨味が重なり合いつつも、あとくちスッキリとリセット。熟成させたゆえの老香の香ばしさと料理の香ばしさが重なり合い、ネガティブからポジティブに。
まさしくこれこそが、それぞれの「個」と「個」を重ね合わせた時に生まれるポジティブなデキゴトを体感してみてください。
よく冷やして、旨味を抑えリンゴ酸を吐出させて、漬物(柴漬け)や梅酢などの酢ものとあわしたり、ソーダーやトニックで割って食前酒や酒休めや風呂上がりのお酒としてお楽しみいただくこともお勧めします。
さらに熟成酒らしい温めには、目を見張る美味しさがあります。こちらも是非お楽しみください。
リンゴ酸の多多多酸と独自の熟成を重ねた愉しみ方は無限大です。
精米歩合65% 酒米みえのゆめ 度数15度