世界初カーボンゼロと環境負荷の少ない日本酒
兵庫県 福寿純米酒エコゼロ720ml
いよいよ日本酒の製造過程にもカーボンゼロ(世界初)の日本酒が登場しました。
お酒造りには、蒸したり、発酵させたり、搾ったり、瓶詰めしたり、、、、米からお酒になるまでに、いろいろなエネルギーを使っているのにカーボンゼロってどういうことなの?
日本には、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量の取引(排出権取引)制度があり、各企業ごとにCO2等の排出量が設けられていて、その排出量枠を自社努力によってCO2排出量を下回る削減をした場合、自社努力によってCO2排出量を削減しようと試みたができなかった企業との間で取引が取引できる仕組みを使って、今は、お酒造りに必要なエネルギーを買っているといったらよいでしょうか。これも2050年のカーボンニュートラル実現を見据えた取り組みの一環ですね。
さらにシンブルかつナチュラルな自然の恵みをそのまま味わいの純米酒とし、精米歩合も80%に抑え、清酒造りには本来欠かせない「酒母」工程を省略することで醸造日数を7日間短縮、さらにラベルレス化をにし、広くリサイクルできる。している透明瓶に静電塗装を施したものをつかったり、印刷する際のインクも有鉛から無鉛にし、さらに冷蔵保管ではなく暗冷所保管できることで、飲み手に渡ってからも冷蔵のためのエネルギーを使わないなど、より環境負荷をかけない取組みでつくられたお酒となります。
そして最後に、10年前に比べるだけでも日本酒造りに欠かせない水と米。それだけ切り取ったとしても、水質が悪化したり、変化してしまったり、さらに良質な酒米が減少してしまい、良質な酒米の争奪合戦がはじまり、高騰していること。さらに日本酒造りに必要なエネルギーや資材、人件費をはじめとする経費の高騰、、、、が、蔵元を圧迫している現実にも目を向けてあげてほしいと願うところでもあります。
米、米こうじ(兵庫県産)精米歩合80% 度数15度