近代清酒の第一歩を飾こととなったお酒 福井 一本義山田錦生もと純米生貯蔵酒 saccharomyces sake yabe(サッカロミケス・サケ・ヤベ)という119年前に世界で初めて清酒酵母として分離された酵母となります。実は何百年もの間清酒造りは我国固有のお酒として醸造されていましたが、実際に何がどうして清酒ができていたかは謎であり解明されていませんでした。 実際に酵母がブドウ糖を食べて排泄されるものの中にアルコールが含まれるということがわかったのがこの時代となります。それまでは野生酵母や蔵付き酵母によって日本酒づくりが行われていたということです。 saccharomyces sake yabeという野生酵母が日本酒づくりに適しているということで培養されたことによって、腐敗や品質のむらがなくなり安定した品質のお酒造りの第一歩が始まったわけです。やがて商用レベルの協会1号酵母へと発展し現在の多彩な酵母が生まれたわけです。 近代清酒の第一歩を飾こととなったsaccharomyces sake yabe酵母を使ったロマンあふれるお酒として、日本酒ファンであるならば是非一度近代清酒の第一歩となる酵母のお酒をお楽しみください。 また味わいは山田の米の旨みがしっかりと感じられ、山廃+saccharomyces sake yabe酵母が醸し出す爽やかな酸が感じられ、白ワインテイストとして食事と共にも楽しめ、また伸びしろもまだまだ感じられます。 気温の暖かい季節には、よく冷やして爽やかに、寒い季節には、ワンロックや燗酒として酸を際立たせ魚介、豚、鳥の鍋などとお楽しみください。 酒米 山田錦 精米70% 日本酒度+1 酸度2.3 度数15-16度 |