●高垣酒造、龍神丸生みの親高垣淳一氏が8月9日47歳をもって永眠いたしました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 日本酒業界にとっても、皆さんにとっても、大変、残念なご報告となりましたが、故高垣淳一氏が残された功績は、きっとご縁のあった皆様にとって“何らかの形”で心の中に残っていくものと思います。今までお寄せ頂きました温かいご厚情、ご声援、誠にありがとうございました。 | ||
龍神丸を切欠に≪日本酒のすばらしさ≫をあらためて発見させて頂いた、他のお酒を飲んだとしても、どうしても龍神丸が真中に思い浮かんでしまうというお客様の声が次々と耳にしていました。 けれど、高垣淳一杜氏は残念ながらお亡くなりになってしまいました。 故高垣淳一杜氏の功績が、どれだけの大きさだったのか、どれだけ大きなものを失ったのかをあらためて私自身だけでなく、お客様自身も感じていることと思います。 けれど、故高垣淳一杜氏は常々言っていました。 全国には、多彩な日本酒が存在していますし、今なお、多彩な日本酒が生まれていますし、そして、これからも多彩な日本酒が生まれて来るはずだと・・・・・・。 その中で、日本酒を楽しんで頂き、楽しむお酒のひとつとして高垣酒造のお酒も仲間に入れて頂ければ大変有り難いし、仲間に入れて頂けるように、私も努力をしていくとのお話もありました。 確かに特質している龍神丸は、香りよく喉越し良く、普段ビールや焼酎を飲んでいらっしゃる方や日本酒に興味がないお客様にも、日本酒の美味しさを良さを理解して頂け、日本酒の良さをあらためて再発見して頂けたお酒だと思います。 また とある熱心な方がいて、某有名アルコールメーカーの分析室に勤められていて全国の名立たる日本酒の成分分析をしている方がいて、その方曰く「龍神丸の成分は、他の名立たる日本酒」とは違う特質をもっているらしいと高垣さんからお聞きしたこともありました。 その要因のひとつとして高垣酒造の仕込み水であり割り水である空海水の影響も大きいと感じています。高垣酒造が造りだすお酒の特質として「原酒にかかわらず原酒を感じさせない柔らかな口当たり」また「割り水をすることで原酒とは違う表情を見せてくれます。」 是非、この機会に龍神丸という響きだけにとらわれず、まだ口にされていない高垣酒造のお酒にも目を向けて頂き、それぞれの良さを探して頂き、今期で最後となる故高垣淳一杜氏が命を削りながら皆さんの笑顔を想像しながら精一杯醸したお酒の美味しさを心に刻んで頂ければと思います。 亡き高垣淳一氏に、なにか伝えたいメッセージがあるお客様はこちらからお送りください。 重複の事柄も書いておりますが、高垣淳一氏の死去のご報告を書かさせいただいています。 | ||
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