備中杜氏が醸す旨口酒にこだわる酒
岡山 嘉美心(かみこころ)心シリーズ 純米(原酒)1800ml
戦中戦後に普及した三増酒路線とは一線を画し「米の旨みを有する酒」を追求し信念を貫き、さらに時代を先取りし真冬は摂氏4度の蔵で寒造り、さらに真夏でも15度を越えることなく貯蔵管理されている蔵元。その蔵の信念は、時にはあざわらわれることもあったという。
「原点回帰」と新しい令和の時代を「切り開く」をテーマにした「嘉美心(心シリーズ)」。
「出逢いに感謝する心」「飲み手の立場に立って寄り添う心」「酒を醸すための清らかな心」をコンセプトとして醸されたお酒は、どんな味わいなのでしょうか。
開栓と同時に「ポン」と響く音。単なる開栓時の音ではない。実はモロミを搾られる部屋自体を低温し、搾られる時に含まれる発酵炭酸を残しています。これによっての品質の安定化とフレッシュ感を楽しめ、さらにまた開栓時より時間がたつごとに、段々と減っていくごとの味わいの差が楽しめるだけではなく、同じ料理を楽しんだとしても起こる美味しさは違ってくる。また残量によって料理との相性なども動きますので、あなたもお酒の酒質と共に寄りそってお楽しみください。
右画像→故意的にガスを逃がして酒質の変化を確認しています。
穏やかな香りと本来の純米酒という範疇におさまりながらも、キレイな米の旨みと、食との相性の良さをものがたる酸が食卓を豊かにリッチな世界観へ誘ってくれるはずです。
度数15%(原酒) 日本酒度-3前後 酸度1.5 酒米アケボノ 精米歩合70%