爽快感あふれる中に米本来の旨みが 渓流 純米大古酒 まだまだ日本酒の熟成にご理解いただける方ばかりではありません。 けれど近年どの蔵も熟成酒の良さを伝えようとしていることで“新酒は新酒の美味しさ”“適熟酒は適熟酒の美味しさ”“熟成酒は熟成酒の美味しさ”・・・それぞれのお酒には、個性があり、その個性は長所でもあり、短所でもあるということが幅広く認識されてきています。 しっかりとした米の旨みとやさしい口当たりと後半に感じる酸がお酒を引き締めてくれます。またコストパフォーマンスにも優れたことも見逃せないところです。 |
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氷ひとつ浮かべて、ほんのり冷やして、常温、ぬる燗でお試しください。 冷やしすぎは、甘みか見えず酸がたち辛く感じます。 肴は味わいの濃いもの、個性の強いウニや塩辛などの個性の強いもの、豆腐よう、なれ寿司、くさいもののような発酵ものとお楽しみください。 日本酒度 -12 酸度2.4 度数 16% 古酒の魅力について詳しく知りたい方はこちら 日本酒においての熟成酒・古酒に関しては、焼酎(蒸留酒)とは違って水とアルコールの一体化が進むだけではなく味覚成分数も増え続けることによって、色は段々と琥珀色になり3-5年で一般的な方が嫌味と感じる老香(ひねか)を感じたりしますが、そこを超えると段々とビターな紹興酒のような熟成香に変化してきます。 またその頃になると瓶内の味覚成分が飽和状態となり底に滓が出てきます。(砂糖や塩を水に溶かしてもある一定以上水に溶けずとごる状態)その滓はやがてこげ茶色となり、日本酒の解脱と呼ばれる神の領域に入っていきます。 みゆきやとしては、色々な古酒を口にしてきましたが、やはり琥珀色や黄金色した古酒の方が大胆でダイナミックで古酒らしいというものさしで、蔵元から届いたものをさらにストレスをかけて、みゆきや流の琥珀色や黄金色した古酒造りをしています。 上記画像は、同一商品ながらもストレスを与えたみゆきやのもの(右)と蔵元から届いたばかりの環境の良い保管状態で育った古酒の比較画像です。 人と同じで険しい環境の中を育ったお酒は、腰折れもせず、自分という個性を醸しつつも、優しさと険しさの中でもまれたからこその優しさと奥深さを感じて頂けるものと思います。 みゆきや流渓流大古酒は完売いたしました。只今、険しい環境の中旅に出ています。2015~2017年に再発売予定。この分だとそれまでに売れてしまうかも。 お急ぎの方はお買上げ頂き、あなた流の環境を与えて、世界で一本の古酒を造ってみてはいかがでしょうか。 |