初代隠国(こもりく)純米吟醸無濾過生原酒1800mlも好評のうちに完売し2代目隠国(こもりく)純米吟醸生原酒720mを探してまいりました。 当然、隠国(こもりく)のコンセプトである ◆和歌山の蔵元での醸造であること。 ◆通常流通されていないお酒であること。 ◆酒質的に全国の酒通にもご納得して頂ける本格純米吟醸酒であること。 を柱に今回も探して見つけたお酒がこれです。 もちろん蔵元に特別にお願いをしての当店オリジナルのお酒で数量限定、世界でひとつのお酒です。 今回も県下の中の純米吟醸で当店が選んだお酒は、心・技・伝統・実力があり幾多も鑑評会・特選街で金賞受賞している和歌山の蔵元である吉村秀雄商店の蔵の中で熟成されていたものとなります。
実際には炭素濾過などは一切していない極めて無濾過に近いものとなっています。熟成による口当たりの優しさは絶品であり、熟成ならではの米の旨みもしっかりと感じられ奥深さといい、バランスの良さといい、さらに中盤から後半にかけては爽やかな酸がくどさを残さないものとなっています。さらなるのびしろも感じるまだまだ育てがいのあるお酒としてお楽しみください。 冷で飲む味覚は、グッグッと手応えを感じる男酒。ロックも男酒として味わえる辛口味わい派のお酒として楽しめます。牛肉や中華や煮豚・すき焼きなどの味の濃い肴でもOK。 そして、何よりもこのお酒の良さに感動して頂けるのが、このお酒の常温からぬる燗の味わいです。 こんな気持ちになれるお酒といっても過言でないはずです。 動画をご覧ください。 常温からぬる燗にかけての味わいは、グーッと膨らみが表れて、とても味わい深く、口当たりも肝っ玉母さんのような優しい口当たりに変化します。 よく見かける光景の中に「常温・冷だと飲みにくいから冷やす」ということとまったく逆のことが起き、試飲された皆さんは驚かれています。 そう・・・すべてのお酒は冷やしたから飲みやすくなるは間違いだとご理解頂いています。 この時も、上記同様に味の濃い肴にむくお酒です。 またこれで終わらず、ぬる燗(常温)されたお酒に1割強程度の加水(加湯)をすれば、飲み口のタッチが柔らかくなりスッキリとした辛口酒(男酒)として楽しんで頂けるます。この時は、お刺身や鶏の塩焼きなどの和食とよく合うお酒として変化していきます。 ひとつのお酒で、飲み方やスタイルや温度を変えることによって、見せる味わいが顕著に現れ、醸造酒の奥深さと楽しさを味わって頂けるものと思います。 【醸造蔵元】吉村秀雄商店(和歌山県岩出市) |
【醸造蔵元】吉村秀雄商店(和歌山県岩出市)
幾多の受賞暦をもつ地元和歌山の蔵元です。
全国清酒鑑評会で金賞10回
大阪国税局新酒鑑評会で金賞8回
全日本清酒コンテストで金賞5回
★使用酒米 和歌山県有田川(旧清水町)山田錦