たまには白ごはんのようによーく噛んでシンプルに米の甘みを楽しむように 隠国(こもりく)特別純米原酒1800ml 初代隠国(こもりく)純米吟醸無濾過生原酒・2代目隠国純米吟醸無濾過生原酒・昭和63年醸造隠国大吟醸播州山田特A精米30%大大古酒に続いての隠国シリーズとなります。 隠国シリーズのコンセプトは、 ◆和歌山県内の蔵元が醸したお酒であること。 ◆通常流通されていないお酒であること。 ◆専門店のオリジナル酒として酒通に口にしてた頂いてもご納得いただける酒質であること。が基本となっています。 今回、ご案内する隠国(こもりく)特別純米原酒は、南方熊楠氏の生家である世界一統蔵元のお酒となります。酒米は若水という息の長い遅咲きの酒米を吟醸並みの55%まで精米し使用酵母も7号系ということで時を重ねるたびに“旨さがます酒”としています。 さらに遅咲きを考慮し酒質安定をめざし火入原酒となっています。 酒質は、正統派純米酒としての酒質をもっています。 ◆お酒にはタイプがあることを意識されたことがありますでしょうか? 意外にも日本酒というひとつのくくりで見てしまっているところがあるのでないでしょうか。 米料理というひとつのくくりではなく、 自己主張が強いチャーハン、カレーライス、オムライス。それと比較対象として自己主張をしないシンプルな白ごはんとします。 確かにチャーハン、カレーライスは調味料で味付けされ、香りもあり自己主張のあるお米料理です。チャーハン、カレーライス、オムライスなどの自己主張の強い料理は、食べ合わしたとき“合うもの”と“合わないもの”が存在します。(カレー+カツ=◎、カレー+マグロ造り=×) さらに合わないだけでは、お酒も料理も共に死んでしまうことだってあります。 さらに毎回カレーだといかがでしょうか?飽きてきますよね。けれど、シンプルな白ご飯は、多くの料理と合いますし、毎回、毎食口にしたとしても飽きてはきません。 確かに金賞狙いというタイプのお酒ではないですが、シンプルな中に精米55%の雑味のない腰折れのしない米の旨みと爽やかな酸が幅広い料理と奏でる調和の美味しさを創りあげてくれます。伸びしろは、たっぷりあります。育てるとそれに答えてくれる資質の高いお酒です。 お酒だけを美味しく楽しむなら、酔いの半ばから後半にかけて口にしてみてください。それまで以上に良さが感じていただけるものと思います。また飲用温度も味わいの濃いものほどキンキンに冷やしてか、あつ燗で。味わいが淡いものほどぬる燗、ほんのり冷やして、常温でお楽しみください。 自己主張のするチャーハン、カレーライスタイプのお酒もいいでが、たまには白ごはんのようによーく噛んでシンプルに××産こしひかりをじっくり味わうように楽しんでみてはいかがでしょうか。 |