削れば削るほど美味しい??・・・お確かめ下さい 低精米88% 岐阜中島醸造 小左衛門 濃口純米酒生原酒1800ml
先日は、来福酒造さんの極め付きの精米8%というお酒が入荷しました。
今回は、中島醸造さんの純米で精米歩合88%というお酒が入荷しました。
精米歩合だけみると両極端なお酒となります。
ちなみに世間一般的には、“お米を削れば削るほど美味しい”ということが俗説のようにはびこっています。どちらがどうだということではなく、たとえ低精米であっても“造りをキッチリしたものは、美味しいものは美味しいやぁ~”“その分、安くてええやんかぁ~”と言いたくなるお酒です。
ラベルには「単一酒造好適米」としか表示されていないが、実はなんと~あの希少な酒米“愛山”なのである。
原酒というだけでどんなお酒でも、もともと濃厚・・・小左衛門濃口純米はいかがなものなんだろうか・・・開詮し、ひと含みするだけで、口の中には米の旨みが、ドッ!ドッーと重く広がる。このまま余韻を引っ張るのかというば、答えはNO。酸度2.4ということで切れはとってよく、くどさなどは一切感じさせない。
香りも純米らしからぬ程度の香りもあり、低精米らしい米の特徴を嫌みを感じず楽しんで頂けます。お酒だけ楽しむもよし、肉系の和食と楽しむもよし、またひとつ小左衛門のお酒の魅力が加えられました。
ちなみにこのお酒は、各取扱酒販店の要望から急きょ発売となったためラベル等は一切ありません。