じっくりと旨味を待つもよし 和歌山 黒牛純米吟醸雄町生原酒 艶やかさを前面に出すのではなく、黒牛らしい、名手酒造らしい「色々な意味を込めての食との饗宴」をお楽しみいただくお酒です。 近年、黒牛ブランドの人気の高まりから若いながらの内に蔵出しされ本来楽しんでいただきたい、黒牛らしい米の旨味が奥に潜んでしまっているとも感じられますが、若いながらでも「これはこれで楽しんでいただけますし、さらに熟成を重ねてみるもよし、開栓しわざと熟成を進ませて米の旨味を引き出してもいいでしょうね。」 今回ご案内の黒牛純米吟醸雄町の生原酒も、確かに若さを感じるものの「これはこれで楽しんでいただける味わい」です。 穏やかながらも口の中に広がる香り+純米吟醸の高精米による雑味のない酒質+原酒らしい米の旨味+雄町らしい遅咲きの特質性などを考えると熟成させておきたいというお声もある中で、今は今・・・で「酸を楽しむ」「若いながらの雄町の旨味」を飲用温度と肴の味わいで引き出して楽しむもありです。 酒米 備前雄町 精米歩合50% 度数18度 日本酒度+1.5 酸度1.4 |