骨太強酸・・・やはり農口杜氏の技を伝承した本格山廃 和歌山 車坂山廃純米無濾過生原酒 いよいよ和歌山においても山廃づくりが三蔵ではじまりました。 平成25年酒造年度より吉村秀雄商店の杜氏、蔵人の多くが一新され、あの能登杜氏の農口杜氏と共に常きげんで10年間の修行を積まれてきた藤田晶子杜氏となりました。 当然の如く「車坂の山廃はつくる」ということは聞いていました。 常きげん山廃純米のようなお酒だろうか、それとも藤田晶子杜氏らしさをどこかで取り入れるのかと密かに期待をしていました。 そしてついに26BY車坂山廃純米が完成。 スペックを聞いて驚いたのが酸度2.8・・・・・思わず絶句! 早々に仕入をし試飲。あれ・・・酸度2.8ということと新酒ということで、かなり酸のパンチあるお酒と思っていたが、以外にも旨味と酸とキレの良さが新酒にしては、バランスの良さを感じさせてくれました。 若さのある時期には、常温、ひと肌で・・・時を重ねていくとどんどん伸びてくる資質を感じるお酒です。あまり可愛がって育てるよりもスパルタで育てる方が面白うそうですね。 酒米 五百万石 精米歩合 65% 日本酒度 +3 酸度 2.8 度数 18~19% |