いよいよ。個性を楽しむ時代に突入といってもよい時代になりました。 香りが高く芳醇な日本酒というカテゴリーで日本酒に目覚めて・・・・最初は、よかったものの特に淡い味わいのものから、こってりものまでそろう夕食の時に「これ!ちょっと・・・??」と気づきだして他のタイプのお酒を口にしてみると「以外にも幅広くマッチする」ことに気づきだす。 後口さっぱりの切れのよい超辛口、特に魚介を美味しくしてくれる酸系、こってりものにあう熟成酒・・・・ そんな時流の流れが変わる中で、それぞれの蔵元がより嗜好を極めるために多彩なお酒を世に出してきます。 美川酒造と多くの蔵元との大きな違いは、蔵付き酵母(野生酵母)を使ったお酒が多いこと。そのため個性的な味わいを醸し出し、特に酸が高いお酒が生まれている。 今日のように、当店のお酒のファンになっていただいた酒販店、飲食店、愛飲者のみなさんとのご縁が膨れるまで、何度もくじけそうになりましたよという蔵元の言葉に元気をいただきました。 山廃や生原酒などのラインナップも大変多く発売されていて、ダイナミックで旨みのあるお酒も多く存在している。
蔵付酵母(協会酵母使用ず)100%
R4BY舞美人山廃純米無濾過生原酒五百万石1800ml
蔵元曰く、新むろSANQを目指した結果、酸度が上がらなかっために、急遽、以前ラインナップにあった舞美人山廃純米無濾過生原酒五百万石として発売された、もしかしたらこれが最初で最後の舞美人山廃純米無濾過生原酒五百万石かもしれませんよね?
お酒を口にしてみました。
濃醇と蔵元はおしゃっていますが、私には旨味は、これまでの舞美人シリーズ程ではなく、舞美人としての甘味はおとなしく、やはり度数19度ということで推しの強いお酒であり、甘味が穏やかな分、酸の主張もそこそこ感じられました。現在の舞美人山廃純米無濾過生原酒五百万石をフルーツだとやや苦渋味もある夏ミカン、八朔のように感じられました。
さてこの出会いから何を施して愉しむかを飲み手のみなさんも早々に想像し実際に体感してみてください。
私は、完熟パイン、トマトソース、酢の物、梅酢の酢の物、カルパッチョ、フレンチドレッシング、シーザーサラダドレッシング、、、で試した中なら、梅酢の酢の物、カルパッチョがよく合いましたね。少し要約すると、甘味が穏やかに含まれる料理と相性がよさそうです。いろいろと試してください。
温めも違った顔をみせてくれるので、併せてお楽しみ下さい。
酒米 五百万石 精米歩合 60% 度数19度 日本酒度+1 酸度3.0