【PB問屋限定熊野めぐり】辛口白ワイン感覚で 爽やかな味吟醸
和歌山 熊野めぐり純米吟醸生詰原酒「神倉」
熊野世界遺産の地 紀州和歌山新宮市。(当店の住所も神倉・・・・神倉神社のお膝元。)
この地といえば、熊野三山。そのひとつに速玉大社がある。
その御神体のゴトビキ岩を祀る神社が《神倉神社》・・・もちろん世界遺産のひとつ。
みなさんにご報告です。
ANAふるさと納税が毎年行っている「プロが選ぶ返礼品-日本酒特集-」の2024年おすすめ10選に、当店プライベートブランド「熊野めぐり 神倉」が選ばれました。やったー!!
全国の製品開発の蔵元というプロたちがつくられる数知れない日本酒の返礼品の中から、和歌山・熊野の小さな地方都市の小さないち地酒屋が「熊野の地元の方々の熱と愛をたっぷり注いだ当店オリジナルのお酒」が、全国の製品開発のプロの方々と同じ土俵にあがれたことは大変感慨深いものです!!
当初は、酒瓶に白い紙(ワックスペーパー)を巻いて縄を巻いたシンプルなデザインでした。 「見た目だけだと、どうもビジュアル的な質感も酒質のオリジナル性も自らの気持ちの上での物足りなさ」を感じ、ビジュアル性、酒質、、一つ一つにまでこだわりをもって、お買い上げいただける一本のお酒がただの日本酒ではなく、地元の熱意と愛情が詰まったお酒であり続けることができるお酒として地酒屋らしく本格的に「熊野めぐり 神倉」を創り上げることにいたりました。
今回、ビジュアル的にも、また酒質的にも、地域性についても、プロのみなさんにご評価いただけたことは大変光栄なことです。
〇この製品づくりには、多くの方々のご理解とご協力があります。
〇まずはお酒の調達から、プライベートブランド酒類卸問屋「熊野めぐり」のオリジナル製品に当初よりご理解とご協力をいただいていた蔵元さんにご相談し、無理を申し上げご協力していただけることに。(現在のお酒は3代目となる酒質のものでまだまだ進化を続けるお酒です)
〇さらにこれまで長年にわたり、神倉神社(熊野速玉大社の元宮)の例祭であるお燈まつり(毎年2月6日)本番に着る伝統ある白装束を心込めて、長年にわたり培ったノウハウで縫いあげている商店店主さんから無理を申し上げ譲り受けている伝統あるお燈まつりの白装束用の本物の生地。
〇地酒みゆきやに「生地を譲ってあげてほしい」とご縁をつないでくれた知人(お燈まつりにつかう草鞋(わらじ)を地域の稲を使い地域の人がつくるべきと奮起している女性)。
〇飲食の仕込みの間に時間を割いて熊野めぐり神倉用の白装束を縫い上げていただいている妻(地酒みゆきや代表)。
〇縛っていると腰や手が痛くなることを辛い縄縛りを我慢しながらやってくれているスタッフ。
〇ラベルは熊野在住のアート作家、熊野のツアーガイド・熊野古道語り部・熊野セラピストの方にデザインしていただきました。
なにもステキなご評価がない中でも、長年にわたりご協力をいただいたみなさんに、まずは感謝を申し上げたい!! 本当にありがとうございます。これからも地域の為に引き続きよろしくお願いします。(合掌)
≪神倉神社例祭・お燈まつり≫
毎年2月6日夜に行われる火の洗礼を受けるものとして始められた古代の熊野山伏の伝統をもつ神倉神社の例祭があります。白装束に荒縄を締めご神火を移した松明をもって、神倉山頂から荒々しい急な石段をかけおりるいたってシンプルな男の火祭り。お燈まつりは男のまつり山は火の滝、下り竜とよく例えられていますが、登ればわかる・・・そのシンプルの中に日常では感じることができない≪五感で感じる空気感≫が存在し、多くの方がその≪五感で感じる空気感≫に酔いしれ、なぜかまた登りたくなる。熊野人にとっては、年に一度男になる日いってもよいのかもしれない。さらに近年においては全国より多くの登り子も参加されるようになりました。
その勇壮な男の祭りに上り子たちは、白装束に荒縄を締め神倉神社に上る。見知らぬ者同士が“たのむでぇ!”という掛け声の中で・・・・。 そんな熊野人の勇壮な登り子たちをイメージしたPB酒類卸問屋熊野めぐりのオリジナルの純米吟醸生詰原酒となります。
製造蔵元は、和歌山でも数多くの金賞受賞を果たした吉村秀雄商店となります。
酒米は、酒造好適米(3代目は山田錦・美山錦)醸し、料理と共に楽しんで頂くお酒であり料理との調和(マリアージュ)を演出する味吟醸となります。
このお酒の良さはどんなところで感じられますか?
- ◆生魚(特に青魚)をビールや焼酎水割りで口にすると後味に生臭さが残ったりしますが生臭さが残りません。
- ◆生魚をビールや焼酎水割りで口にする味わいとこのお酒で口にした生魚の味わいが違います。
- ◆清酒に含まれる旨味成分がより一層料理の味わいを引き立てます。
- ◆お酒だけを口にして感じていた辛さ、酸味、渋み、苦味が薬味のような役目をしより一層素材、料理の良さ、美味しさを際立たせ辛さ、酸味渋み、苦味を感じさせなくなります。
飲用温度のおすすめはありますか?
飲用温度は、どんな料理を口にするかによって変わります。
- ◆脂っこい、濃い味わいの場合は、冷してかぬる燗で
- ◆生魚の場合は、ほんのり冷してか常温、日向肌で
- ◆酢物の場合は、ほんのり冷してか常温、日向肌で
- ◆和え物の場合は、ほんのり冷してか常温、日向肌で
- ◆淡白な料理の場合は、常温のお酒(150cc)に1㎝角の氷を浮かべて
地酒みゆきや店長的場おすすめする愉しみ方
「熊野めぐり 神倉」は本格的な味吟醸です。造りは純米吟醸原酒です。よって腰折れのしない米の旨味もあり、多彩な料理との調和性を生み出すさわやかな酸も魅力のひとつでもあります。
こだわりのひとつとして「単にお酒をグラスに注いで楽しむ受動的なお酒ではなく、大人の愉しみ方として飲み手のみなさんにもご参加いただき能動的に愉しんでいただけることを織り込んだお酒です。」(飲み手の方々が自身で楽しみ方を選べるように)
具体的な愉しみ方
- ◆飲用温度を変えていただく
- ◆グラスの形やグラスの縁(リム)の厚さを変えていただく
- ◆加水をして味変や料理との調和性を愉しんでいただく(まずはグラス150CCにティースプーン0.5杯~10杯位で、あとはお好みで想像力を活かして、いろいろな体験と出会ってください。)
(熊野めぐり神倉の加水などは、紀伊勝浦温泉の超高級宿泊施設様でも取り入れられ、ゲストの方々に驚きのデキゴトを生み出し旅の記憶として喜んでいただいています) - 多彩な味わいに対しても、特段の料理と反発しあうことはなく収まりの良い演出がお楽しみいただけます。より一層の料理との共鳴を求められるときは、まずは料理のもつボディ(旨味)とお酒のボディ(旨味)を加水されてください。あなたの美味しいをみつてみてください。
そして味わいをさらに深く感じていただくために、今一度はるか昔から存在している神倉神社に伝わる背景やいい伝えやストーリーと共にお愉しみ頂ければ尚旨しです!!
これまでご支援をいただいた販売店様をはじめとするすべての方々に感謝します。今後も更なる品質向上に努める決意と共に地域のためにもっと一生懸命頑張りたいと思います。
ビジュアルのこだわり
お燈まつりの勇壮な上り子をイメージし実際に上り子たちが身にまとっている木綿生地を市内の業者様にお譲り頂き縫製してパッケージング、ラベルも内外問わず活躍されている地元クリエーターさんに特別にお願いをして「下り竜」をイメージしたラベルを書きあげて頂きました。