頑なに辛口酒を200年以上守り通す姿勢こそが三千盛の魅力 岐阜 三千盛純米大吟醸1800ml 現代の芳醇香り系の人気酒とは逆行するかのようなお酒となります。 ただ根強いファンがいるし飲食店においては根強いファンもいるお酒です。飲食店において気の合う仲間とダラダラと話を肴に飲む酒は、芳醇系だといささか重くて飲み飽きるとも言われる方が多いのも事実である。 飲食店において、芳醇系のお酒を好んで飲んでいるお客さんはダラダラと飲むことはなく2時間もすれば席を立つか、そのまま話だけが進み杯が進まないといわれています。けれど、熟成系や超辛口酒は、最後までダラダラと飲み続けている。 確かに日本酒には、最初に飲むお酒、中盤に飲む酒、酔いが7割以上になってダラダラと飲む酒が必要。そんな後半酒として三千盛は本領を発揮するともいえる。 最初から楽しむのであれば、やや濃い味わいや脂っけの多い料理などを口にしながらでも、口の中をスッキリきれいに流してくれるので箸が進むともいえるお酒としてもお楽しみいただけますし、ぬる燗で穏やかで邪魔をしない旨みを楽しみながらも食中酒としてお楽しみいただけるはずです。 度数15度以上16 酒米 美山錦・山法師 精米歩合 45% 日本酒度 +11 酸度 1.6 |