和歌山らしさが際立つ純米酒! 素直に米の旨みが口に広がる旨口純米酒
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長年愛されて続けてきた紀伊国屋文左衛門・純米酒を18年度醸造から完全リニュアルしました。これまでの淡麗系から180度転換した紀伊国屋文左衛門・純米酒は、米の旨みを引き出した旨口系の純米酒として生まれ変わりました。
そして22年度醸造の紀伊国屋文左衛門・純米酒・原酒は、毎年ロンドンにて行われている「インターナショナルワインチャレンジ2011」のSAKE部門の純米酒の部で見事、ゴールドメダルを受賞しました。
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定評ある山形酒造好適米 出羽燦々をつかった、 誰でも理解し良い酒質
酒造好適米出羽燦々は、山形を代表する酒米のひとつで、山形県内では現在多くの蔵元がつかっているお米のひとつです。
県外にほとんど出回らないといわれている出羽燦々がどうして和歌山に・・・という疑問は残るものの・・・それはともかく、まずはどんなお酒なのかを知って下さい。
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18年度醸造から・・・というより中野幸冶さん(現中野BC株式会社代表取締役専務)が杜氏として蔵入りをされチャレンジのひとつとして、紀伊国屋文左衛門・純米酒を18年度醸造から完全リニュアルを手掛けました。
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180度違う酒質に変えてしまうことへの「不安」と「このままでは時代にそくわない」という想いをもち“酒質転換”を決断されたことと思います。
確かにリニュアルされた紀伊国屋文左衛門・純米酒を口にした時「誰が口にしても違うもの」と認識できる酒質の違い。純米酒ながらも穏やかな香りがあり、出羽燦々のやさしくも奥行きのある米の旨みが素直に口の中に転がり込んでくるお酒になっていました。
自然体で「旨い!!」
くどさを残さない穏やかな後口
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| このお酒なら「より多くの方に気にいって頂けるはず」ということで確かな確信を持ちました。
リニュアルより4期の醸造のなかで、このお酒の多彩なポテンシャルが色々と見えてきました。 |
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紀伊国屋文左衛門純米酒を存分に楽しもう |
紀伊国屋文左衛門の中で、当店として特にお薦めなのが 紀伊国屋文左衛門・純米無濾過生原酒(しぼりたて表示) 紀伊国屋文左衛門・純米生詰(ひやおろし表示) |
◆紀伊国屋文左衛門・純米無濾過生原酒(年一度の限定酒)
毎年、年末に発売される紀伊国屋文左衛門純米酒の新酒でもちろん無濾過生原酒となっています。(しぼりたて表示)
搾りたての頃は、大変新酒らしくフレッシュ感あふれる香りと口の中ではじける若々しさが楽しめます。 冬の寒い時期となりますのでこたつに入りながら、ロック、氷ひとつでお楽しみ頂ければと思います。
初夏の頃になると口当たりも随分やわらかくなり米の旨みが前に出てきます。気温も上がり冷たく冷して飲むか、ロック、氷ひとつでお楽しみ頂ければと思います。
夏を越し秋の便りが見える頃になると、米の旨みが膨らんできています。 | |
| さらに新酒時の荒さも気にならず、出羽燦々らしいやさしく奥行きのある米の旨みを楽しんで頂けるだけではなく、クラスター現象もすすみ、やわらかな口当たりになっています。 冷してはもちろんのこと、ロック、氷ひとつに加えて人肌、ぬる燗としてもお楽しみ頂けます。 |
そして、さらにここからも紀伊国屋文左衛門純米酒はまだまだおもしろい顔をみせてくれ楽しませてくれます。
1年を越し時を重ねれば重ねるほど米の旨みが前に前にあらわれ、まったりとろーりとしてきます。
さらに1年前に感じたあのピリピリとした新酒特有の若々しさはどこへやら・・・・・こうなるとロックでクビクビと楽しんで頂くもよし、別容器に小分けして冷凍庫で1時間程度グラスと共にキンキンに冷して飲んでください。また5-10%の加水燗も大変やわらかで米の旨みが出ていて旨い!
当店では、毎年1年分を発売時に仕入れて氷点熟成させています。
3年ものを以前飲んでみました。この蔵にある超超久16BYのように、まったりと芳醇なお酒となっていました。さすがどこか同じ蔵元のお酒だと感じました。
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◆紀伊国屋文左衛門・純米生詰(年一度の限定酒)
毎年、秋に発売される紀伊国屋文左衛門純米酒の一度火入れ生詰商品。(ひやおろし表示の16度バージョン)
通年販売されている紀伊国屋文左衛門純米酒2度火入れ15度バージョンとなっています。 加熱殺菌も一度にだけにとどめ、加水調整されるアルコール度数も16度にすることにより生のフレッシュ感をのこし、さらに加水率を低くすることによって、その分旨みのある酒質となっています。
夏を越し秋の便りが見える頃になると、米の旨みが膨らんできています。さらに新酒時の荒さも気にならず、出羽燦々らしいやさしく奥行きのある米の旨みを楽しんで頂けるだけではなく、クラスター現象もすすみ、やわらかな口当たりになっています。 冷してはもちろんのこと、人肌、ぬる燗、燗酒としてもお楽しみ頂けます。 | | そして、さらにここからも紀伊国屋文左衛門純米酒はまだまだおもしろい顔を出してくれ楽しませてくれます。
1年を越し時を重ねれば重ねるほど米の旨みが前に前にあらわれ、まったりとろーりとしてきます。
当店では、毎年1年分を発売時に仕入れて、さらに氷点熟成させています。
米の旨みがある甘く感じるお酒が好きだという方に、是非紀伊国屋文左衛門を熟成させてみて下さい。 |
「インターナショナルワインチャレンジ2011」SAKE部門純米酒の部
ゴールドメダルを受賞
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◆世界でも認められる杜氏の技の高さ | | 蔵の顔ともいえる紀伊国屋文左衛門は、2011年には毎年ロンドンで開催されておるインターナショナル・ワイン・チャレンジにおいて、この蔵の純米酒「紀伊国屋文左衛門」原酒が金賞を受賞しました。世界の多くの方が認めて頂ける酒造りの技を有する杜氏でもあります。
大手酒蔵でありながらも紀伊国屋文左衛門は、生産効率を一切求めず本当に小さな蔵元がおこなっている手づくりの工程をどんどんと取り入れて毎年毎年これでもかな!と増やしながら造りをしている手造りの純米酒と明言してもよいお酒です。
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◆匠の技 蔵を支える若手社員杜氏 河嶋雅基氏 | 中野幸冶さん(現中野BC株式会社代表取締役専務)が杜氏として蔵入りをされましたが、次期後継者として経営者として移られました。
現在は、但馬流杜氏につき社員杜氏をめざし修業。伝統と伝承される酒造りの技は盗むものという職人の世界で鍛えられ入社23年目2009年に杜氏を任された。現在は製造最高責任者としてすべての酒造りに関わり、蔵元よりも厚い信頼を得ています。
9月になると造りがはじまり、翌年6月までは本当に休む暇なく造りに没頭しているとのことです。
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◆氷点貯蔵によって生まれるやわらかさとコク |
蔵元においても、当店においてもすべての紀伊国屋文左衛門は、氷点において貯蔵されたお酒です。
搾られてまもない新酒時には、アルコールと水のなじみがまだ未熟であるゆえに、舌に刺激感を感じたりします。
時を重ねることにより、水の分子はアルコールの分子とアルコールの分子の間に徐々にはいり密度が高くなり、その結果、口当たりもまろやかで優しく変化しています。(クラスター現象) | |
クラスター現象がすすんだお酒は、口当たりの優しさだけではなく、酔い心地や酔い冷めのよい健康的なお酒にもなっています。また雄町、山田錦は搾られて時を重ねることにより本来の米力を発揮し、コクがあり腰の強いお酒に成長します。
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◆中野BCは、こんなところもすごい!! |
この蔵のすごさは日本酒だけではなく梅酒造りもすごい!!
和歌山といえば梅の一大産地。身近にある南高梅をはじめとする梅をつかい梅酒造りにも力を注いでいる。 その梅酒の評価は大変高く、日本一を競う『天満天神梅酒大会』でみこど紅南高が初代梅酒コンテストで1位になりました。
いかにアルコールに精通した蔵であるかという証でもあります。 | |
蔵の中に1000坪といわれる池があり白鳥が泳いでいて、鯉が100匹以上あるという。 その庭の面積が何と3000坪というから、これまたすごい!
さらに日本酒造りだけではなく、みりん、焼酎、梅酒、リキュール類、果実酒、梅果汁、梅肉エキスの製造及び販売、各種果汁飲料の製造、化粧品の販売、栄養機能食品の製造及び販売 なども手掛ける一方、不動産経営やスポーツクラブ、介護老人保健施設までやっている会社組織です。
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◆価格じゃ大手にかなわない。品質で勝負にでる!!
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レギュラー酒として地元で愛されていたこの蔵のメインブランド「長久」も灘大手清酒メーカー全盛の頃には苦戦をよぎなくされました。大手に押しやられる!そこで品質で勝負だということで級別があった頃、ワンランク上の品質で提供し、その成果は少しずつ地元でも評判を呼び盛り返していき、現在ではブランド「長久」は県下でもっとも愛されているブランドのひとつとなりました。
確かに生産規模は8000石と県下でも群をぬく規模の蔵元です。けれど、ひとつひとつのお酒には、小さな蔵元と同じ思いと技をつぎ込んでいますし、大手ならではの研究や分析にも力を注ぎ、つねに進化と可能性を求めています。
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◆蔵の技の高さは日本酒造りでも梅酒造りでも 多くの方が認め頂いています。 ここに安心感もあります。 ・インターナショナル・ワイン・チャレンジにおいて、 この蔵の純米酒「紀伊国屋文左衛門」原酒がみごと金賞受賞 ・『天満天神梅酒大会』でみこど紅南高が初代梅酒コンテストで1位 |
紀伊国屋文左衛門純米酒は こんな動機で選ばれています
◆どなた様にも理解できる美味しさ ◆米の旨みが好きだという方 ◆辛口が苦手だという方 ◆口当たりがやわらかい方がいい ◆燗をした時アルコール臭が気になるという方
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≪当店、こだわりの熟成酒原酒飲みくらべ≫
同じお酒が搾られても、飲まれる時期と後処理の仕方で日本酒は味わいが変わります。蔵元では1年間を通して紀伊国屋文左衛門「春夏秋冬」シリーズとして2010年度より少量のみ囲みをして、季節季節に見せる顔の違いを楽しんでもらおうと工夫されています。
当店では、さらに丁重な温度管理のもと熟成を重ねると奥深くなる紀伊国屋文左衛門の酒質をもっと掘り下げてみたくなり、2年もの以上のものをつくりあげてみました。
この機会に、是非、飲みくらべをして頂き、日本酒の奥深さ、そして熟成を重ねたお酒の酔い心地、酔い冷めの良さをご堪能して頂ければと思います。
またこのシリーズでしか手に入らない原酒の火入れなども生原酒にはない火入れの美味しさ、やさしさ、米の味わいをお楽しみください。
ロック、氷ひとつ・・・という飲み方だけではなく、人肌、加水燗をして頂いてもまったく問題のないものとなっています。
<店長の想い>
これまで紀伊国屋文左衛門無濾過生原酒を試験的に最長3年熟成をさせてみました。その時の味わいが今はなき、16BY超超久氷室純米吟醸無濾過生原酒とあまりにも酒質が似ていたために「この味わいを醸し出すには自分でつくりあげるしかないということで、まずは2年ものから発売することにいたしました。」
≪おことわり≫
ラベルは、その年の無濾過生原酒を春のしぼりたて生、その年の原酒の火入れ原酒を夏のロック酒、春のしぼりたて生をさらに半年熟成させたものを秋のぬる燗酒、夏のロック酒の半年熟成させたものが冬の熟成酒となっていますが、すべて、醸造年度の冬にしぼられた同一のお酒となっています。夏のロック酒、冬の熟成酒は瓶燗火入れとなっています。瓶燗火入れについては、より一層米の旨みが前門に押し出された味わいとなっています。 |