とある展示会でピッピッときちゃった 岩手 南部美人純米雄町雄三スペシャル1800ml 26年秋の都内で行われた清酒展示会でピッピッときちゃった純米です。 展示会場には100をゆうに超える銘柄がずらり。色々なお酒を口にしました。たしかにどれもこれも良いお酒ばかりでした。その中でもピッピッときちゃったお酒が南部美人純米酒雄町でした。 まずは酒質データーを見て 雄町精米60% 日本酒度+12 酸度1.9 ALC15-16度 たぶんこれなら、まだ若さも残っていて酸が吐出していてバシッとした切れを感じるだろうと想いを描き口にしてみました。 「あれー????」っていう感じ! ファーストアタックも大変やわらかな口当たりで邪魔にならないけれどしっかりと感じる雄町の旨み、さらに精米60%を感じさせる透明感のある喉越し、ここからがこのお酒の魅力にひかれちゃいました。このままストレートな素直な切れを感じながら終わるのかなぁーと思いきや最終章までにもうひとつのブラックペッパーを噛んでしまったようなアクセントとなる味わいのスペクトルを感じさせてくれ、あとはストレートに切れていきました。 おすすめは、常温、ぬる燗・・・時にはキリッとしまる熱燗もいいですね。お酒に料理をあわせるというよりもお酒が料理に合わしてくれるというように、あまり相性を考えずに楽しまれても問題ないお酒として幅広くお楽しみください。 また日本酒度においても、近年の辛口同様にまろやかで口に含んだ時に感じるピリピリとした刺激ある粗さ的なものではなくスマートな切れのよいお酒となっていますし、酸度も高いですがそれもバランスのなのか蔵の特質なのか加水の良さなのか酸がになりませんでした。 |