羅生門ファンに贈るビンテージ酒
和歌山 田端酒造 羅生門純米大吟醸原酒720ml
創業1851年の田端酒造は、灘、伏見の日本酒が一世風靡されている中でも「世界に通用する日本酒をつくりたい」という信念を根幹とし、本物志向のお酒造りに邁進していた和歌山の蔵元。
1976年には、その想いを形として「羅生門」が誕生し「羅生門 鳳凰」が1988年モンドセレクション国際コンクールに出品し金賞を受賞し、その高品質で本物志向のお酒として全国にその名を轟かせ、一時期は、神戸の灘五郷にも自社酒蔵を設けるといった和歌山の蔵元。
その後、蔵元としていろいろな販売戦略も行いつつも、令和6月2月をもって、一旦酒販店への清酒の出荷を休止した。 その理由は、蔵人の確保などの諸事情により、新酒の仕込みができず、在庫が少なくなり安定した流通量が見込めないためといわれています。
今回ご案内の田端酒造のお酒たちは、現代ように、まだまだ熟成酒の市場性が開拓されていなかった時代から、当みゆきやでは「きっと訪れる!熟成酒の魅力に飲み手が気づくときが、、、」と、そして蔵元がこのような状況になった今、田端酒造ファンのみなさんに、当店の暗冷所や氷点冷蔵庫で育てているビンテージ酒をお届けすることといたしました。
若いころとは違う、時が磨いた円熟味の大人の味わいをお愉しみください。また総点検を行い、今では、希少酒となるお酒のため、開栓はしておりませんが、〇光を通してお酒の色合い 〇瓶底に沈殿する滓の状態などから鑑みても、とても時間の経過からみても、どれもこれも綺麗で素直な熟成を重ねています。
田端酒造のあなたの想いと共に、ゆっくりと味わいご堪能ください。