【ロマン酒】60年ぶりの里帰りした酵母で醸した 櫻正宗 協会一号酵母本醸造 創醸1625年約400年に渡る蔵元。現在11代目になるそうです。 櫻正宗といえば、協会一号酵母。 明治37年、政府は官立醸造試験所を設立し安全醸造・酒質向上を目的とし全国より優良な酵母を集めました。 明治39年、当時醸造試験所の技師であった高橋偵造氏によって櫻正宗の酒母より分離されました櫻正宗酵母は、その中で最も優れた酵母として選別され、本醸造協会より“協会一号酵母”として全国に頒布され多くの蔵元に使われるようになりました。 たしかに灘の蔵元でありそれなりの大手の販売網と販売力のある蔵元ではあるが、レギュラー酒・本醸造においても兵庫産山田錦と地元の地下水を全量使用しています。 灘メーカーでよく見かける桶買いではなく全て自醸酒で米から酒までの工程をすべて自らの手で管理し1本1本「責任」のある商品を提供しております。実際には、特銘柄に力を注ぐために地酒蔵といってもレギュラー酒などは、桶買いをしている蔵もあります。そんなことを考えると規模は大きくても、中身を紐解くと地酒といってもいいのではないかと思います。 昭和10年まで頒布されていた酵母は、醸造技術の変遷や戦争の混乱を経て各地の蔵から姿を消しこの世には現存しない“まぼろしの酵母”であると思われていましたが近年、協会一号酵母が保存されていたことがわかり協会一号酵母は約60年ぶりに誕生の地・櫻正宗の蔵に“復活”しました。 その酵母が里帰りした協会一号酵母をつかい醸されたお酒です。 喉越しの中にある旨みとすっきりとした味わいは、多彩な料理に合い飲みあきません。気軽な晩酌酒としてお楽しみください。 本当は業務市場向けの商品のため、ある一面、いつ削除依頼がくるかかわからない商品となっています。その節はごめんなさい。また蔵元さん、とりあえずごめんなさい。 |