和歌山を知って下さい。こんなに素敵なお酒が生まれました。 和歌山・田端酒造 さとこのお酒純米吟醸生詰ひやおろし 近年、日本酒、梅酒で注目されている和歌山。少し前までは日本酒とまったくといっていいほど結びつかない陰の薄い県でもありました。・・・その中でも古くから高品質な酒造りをされ全国区として認められてきた「羅生門ブランド」。食品のノーベル賞といわれるモンドセレクションで22年連続世界一を獲得した羅生門の蔵元でもある田端酒造にも世代交代の波がきました。
2010年度については、マスコミに取り上げられたことによって、瞬く間に完売。そんな状況の中で2011年度産については、新たに和歌山県産五百万石、和歌山県産オオセトをつかった商品ラインナップもいたしました。 今回、ご案内する田端酒造「さとこのお酒」は、和歌山県産山田錦をつかった純米吟醸生詰です。 ≪飲んでみました≫ しぼられて間もないフレッシュ感あふれる新酒から、時を重ね米の旨みが表れ始めたお酒は、加水したとしても水くささをまったく感じさせず、喉越しの良さも味わって頂けます。 味覚成分数が時を重ね増えコクもあらわれ、純米吟醸らしい上質感のある香り。グラスに注いだお酒の色は、米の旨みを予感させるほんのり黄金色。口に含むと米の旨みが舌に感じられ、含み香とくどさをまったく感じさせない切れ。 ここにも田端酒造の斗出しない米の旨みと穏やかな香り、くどさは残さず・・・料理の味わいをも楽しんでほしいという蔵の造りを感じさせてくれました。 もう少し時間をじっくり重ねても楽しめるものと思います。 |