淡麗王国からの脱却 新潟 塩川酒造 山廃純米原酒いちやまか亀 新潟の日本酒といえば淡麗辛口。 近年、淡麗辛口ということだけではかたずけられなくなってきた新潟地酒。興味深い酒質のお酒が発売されている。 近年、日本酒に注目を浴びるかでも「普通に美味しい」を卒業され、さらに「超辛口」なども卒業され、次に向かうべき「酸味」の美味しさや良さに気づきだしている方が無茶苦茶多くなってきました。 そんなお客様の中でも、さらに「酸味」という味わいだけではなく、もうひとつ・・・できればもうふたつ・・・個性がほしいという声も存在してきた中で「これ!おもろいでぇー」ということで仕入れた商品となります。 ◆なんと幻の酒米といわれている「亀の翁」(夏子のお酒で有名になった酒米) ◆それもあえて高精米せず低精米の90%精米(雑味を楽しんでほしい・・・雑味こそが旨味でもある) ◆さらに山廃仕込みの原酒 日本酒度-5.1 酸度3.6 精米歩合90% 亀の尾100%というデーターを見るだけで、ちょっと腰を引くか、体を乗り出すかでしょう。 ただ香り豊かで、米の旨味がしっかりとあり、よく言われている「白ワインテイストのようなタイプでは出会えない美味しさ」の演出と「このお酒じゃないと」というファンになりえる存在感を感じるお酒です。 お酒だけを口にして評価するだけのことではなく、飲用温度や食べ合わせや酔いのタイミングなどを、ちゃんと落とし込めば、きっと香り豊かで、米の旨味がしっかりとあり白ワインテイストのようなタイプが好きという方にとっても「これはこれでありだよね」といっていただけるはずです。 昨年度も発売3ヶ月で完売となった人気のお酒です。 やや冷やして、常温、ぬる燗で より個性を楽し見たいというお客様は、なんでもやってください。色々な意味での幅のあるお酒です。 |