【2018みゆきや大賞】農家・蔵人・援農のみなさんの想いがひとつになってできた自然農の雄町で醸したお酒
初桜自然農雄町純米大吟醸生原酒720ml
真の幻の酒と呼ぶにふさわしいお酒のひとつです。
精米50% 日本酒度+4 酸度1.9
次回、発売は2023年となります。資質の高さがあるこのお酒。以前試験醸造時のお酒を熟成させた味わいが忘れられません。このまましっかりと-5度で熟成をかけていきます。生まれて2000日をめどにご案内できればと思います。
農家・蔵人・援農のみなさんの想いがひとつになってできた自然農の雄町で醸したお酒。
紀州百匠隊「自然農」雄町
農薬・肥料不使用、自然栽培、手植え手刈り、天日干し
もう二度と口にできない
初桜雄町純米大吟醸生原酒
ここまでやるか!!ここまでやっちゃった!
これぞ!採算度外視といわず何という!!
お酒を語るより、まずみていただきたいのが酒米作り(雄町)。
下記の写真を見てびっくり!・・・・・どこが田んぼやぁー!
私の知る限りでは、これを田んぼとは思いませんでした。
そして、なんと田植え前日の写真ということだから、またまたびっくり!ここに苗を植えるということらしい・・・・本当に稲が育つのだろうか?
【まずは、この酒米づくりの手間を想像してみてください】
どこが稲であり、どこが雑草なのか区別がつかない。
1本の稲を大切に育てるために、まわりの不要な草を採る作業を人界戦術で1本1本取り除いていくらしい。たまには雑草と思って踏んでしまったり抜いてしまったりすることもあるという。たくさんの方々のご厚意とみなさんの思いをひとつにして実ったのが酒米雄町です。頭が下がる思いでいっぱいです。
その実りに更なる息吹を吹きこんだのが初桜酒造の川嶋杜氏です。
ここまで手間と時間と労力をかけた酒米雄町で、この価格は、もちろん採算度外視の酒造りだと感じています。
そして以前の試験醸造の際、このお酒どこまで伸びるんだろうということで、これまでの感を頼りにお酒にストレスを与える環境で熟成させてみました。「ウォーなんだこりゃ!!」伸びる伸びる・・・・さすが米力があるお酒らしい芳醇な旨味のあるお酒に成長しました。
この大変手間をかけた貴重な酒米雄町を50%精米した純米大吟醸は、新酒ながらも、色合いは黄金色。
立香は穏やかながらも含み香の方がしっかりと気品よく感じられます。酵母は1801という近年鑑評会で使用されている酵母。旨味を引き出すことを得意とする川嶋杜氏らしく、またオマチストが待ち望んでいる期待通りのふっくらとした味わいも醸し出しています。新酒ながらもすでにしっかりと旨味は感じていただけます。
さらに冷やしてだけではなく、人肌の温めもいいですね。
ロックや加水・・・・あーーーもったいないのでやめましょう。
口の中に広がりこぼれ落ちそうな雄町の旨味をゆったりとチビチビと堪能しようじゃないですか。このまま飲まれるもよし、しっかりと熟成させてトロトロになるまで育てるのもいいですね。
多分農家さん曰く、このような酒米の栽培をする予定はございません。よってみなさんにご案内できるのがこれが最初で最後となり、お酒としての生産量は100L(1800mlで60本)となります。
【手間と人件費を考えたらこの酒米いったいいくらになるの?】
そして、この酒米の手間を考えたら酒米だけでいくらになるのだろう。
本来なら数倍の価値がついてもおかしくないでしょう。このお酒については、酒米の育成方法について価値と自然農でつくられた厚みのある味わいに対しての価値を感じとっていただき、じっくりと味わいっていただく大人のお酒です。
けれど今回については、農家さんのご厚意、蔵元のご厚意から考えられない価格でのご提供となりました。また農家さん曰く「このような酒米づくりは今回が最後となる」ということです。つきましては最初で最後の今回のみの販売となります。希少酒のため、お一人様1本までとさせて頂きます。
これぞ!真の幻の酒と呼ぶにふさわしいお酒のひとつです。
【おことわり】
◆まだ瓶詰めはされておりません。つきましてはお客様のご予約状況を考慮して1800ml、720mlの振り分けをさせていただくことといたします。
◆お届け時期は、次回2023年を予定しております。
◆表ラベルについては、無ラベルになるか張るかどうかわかっておりません。瓶の色も変更になることもあわせてご了承ください。