紀州の頑張る蔵元 和歌山 鈴木宗右衛門酒造 純米吟醸「熊野古道」 昭和15年には全国に約7000の蔵あった蔵元が、昭和30年の約4000蔵を境に蔵の数は年々減少の一途を辿り現在約1500程度になってしまっています。さらに酒造免許はあるものの自家醸造をしている蔵元は約1300蔵程度ともいわれています。 和歌山県内においても、その余波は免れることが出来ず減少傾向になっています。 ただその中で、違う生き残りの道を模索し復活を目指す蔵も現れてきました。その蔵元は「鈴木宗右衛門酒造」。大正7年に中田勝蔵氏が事業を譲り受け、中勝酒造へと社名した蔵元が、今回、 西田洋之氏に事業が譲り受け「鈴木宗右衛門酒造」を発足いたしました。 現在は、純米吟醸と純米酒の2アイテムのみとなっていますが、今後、色々な挑戦をしていく予定とのことです。 当店としても、減少傾向のある蔵元を応援したいということで、今回、取り扱いをさせて頂くことになりました。是非、応援の程よろしくお願いいたします。 ≪口にしてみました。熊野古道純米吟醸≫ 純米ながらもおだやかな香りと純米らしいしっかりとした米の旨みのある純米酒となっています。冷して、またややぬる燗で米の味わいを楽しんで頂くタイプのお酒。 お酒が美味しくなる、ややアッサリ気味の和食、洋食と共にワイングラスで飲まれてもいいかもしれませんね。 |