こういうお酒こそが“採算度外視”といっていいお酒でしょう! 新潟 24BY高千代純米大吟醸無調整生原酒 豊盃という酒米と五百万石の交配から生まれた「一本〆」という新潟らしい酒米を使用。但し、そのこだわりはコシヒカリのふる里というべき南魚沼産であるということ。それも契約農家と自家の田んぼで作った「一本〆」で、さらに南魚沼産「一本〆」はこの蔵だけが仕込んでいるという希少性のあるお米です。 その「一本〆」を48%まで磨き9号系の酵母で650キロの小仕込み、モロミ日数35日で醸したまったく手作りで手間のかけたお酒です。 9号系酵母ということで、今、人気を博しているリンゴ系のフルティーな香りを有するお酒となっています。昨年度までは、生貯蔵ということで発売されていましたが、今季始めて無濾過生原酒での発売となりました。 やはり高千代酒造らしさを感じる柔らかさと喉越しと透明感を忘れない中に、芳醇な香りと芳醇な米の旨みをしっかりと感じて頂けます。ただまだまだ若いお酒ですので、少し落ち着きを見せてからじっくりと味わってもいいかもしれませんね。また中口から淡いものでの食中酒としてもお楽しみ頂けます。 ただ生産量も大変少ないお酒で、なおかつこの価格ですのでお早くお買い求めいただき自家冷蔵庫で囲って、飲みごろに楽しんでいただければと思います。 日本酒度+2 酸度1.5前後 酵母9号系 |