高垣酒造・杜氏高垣淳一氏の恩師への思いが詰め込まれた酒
『喜楽里(きらり)』の名前の由来
日本酒は古来より年の節を喜ぶ時、祭の賑わいを楽しむ時、人と世の目出度さを祝う時にはなくてはならないものでした。その郷里の文化を大切に「地方でもきらりと光る酒でありたい。」そういう想いを礎にして丹精こめて低温長期醗酵させたお酒です。
【喜楽里の楽しみ方】
龍神丸と同じ人が同じ米・同じ造りをしても、お酒というものは実に不思議なもので、後処理を違わすだけで酒質データー的には変わらずとも、味覚というもので比べてみると『違う』ということを感じとっていただけるはずです。
純米については瓶詰め後の後処理方法の違いとしてお楽しみ下さい。
確かに話題の龍神丸に目をとらわれがちですが、『喜楽里』も龍神丸の生みの親、高垣淳一杜氏が長年の想いを込めて創りあげたお酒です。その想いはきっとあなたに何らかの感動を与えてくれる一酒でしょう。
原材料米・造り・酵母まですべてが龍神丸純米生原酒とまったく同じで吟醸仕込み。
搾った純米生原酒を瓶詰めして冷蔵熟成させ頃を見計らい一度だけ瓶燗をして、さらに冷蔵貯蔵させた蔵元新企画の純米原酒。生貯蔵酒とも違う生原酒とも違う、まさに生と生貯蔵酒の中間に位置するお酒です。
一度火入れ処理されたこのお酒は、味覚的にやや酸味が穏やかになり、より一層米の旨味を感じることができます。
龍神丸と喜楽里、どちらが良いのかはあなたの好みだけの問題になるのでは・・・・
【特に長期貯蔵した喜楽里純米原酒は、こんな風に一度お試し下さい】
当然、温かくなる季節だと冷蔵保存をお薦めします。冷蔵庫から出して、そのまますぐにお飲みにならず<冷め>がとれ常温に近くなってきた頃に現れる切れの優しさ・余韻の優しさを是非お試し頂ければと思います。また、特に長期貯蔵した喜楽里純米原酒は、ぬる燗で味わうのも大変美味しくふっくらとした米の旨みを感じて頂けます。
新酒1は、毎年7月発売となります。只今、ご予約受付中。