熊野三山に熊野古道
神々の宿る世界遺産の町
「熊野三山」と呼ばれる熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社と、いにしえより身分さまざまな人々が巡礼の旅をした「熊野古道」は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録されています。新宮の町には、イザナギノミコト、イザナミノミコトや天照大神といった日本の代表的な神々を祀る「熊野速玉大社」が。「地酒みゆきや」は、その御神体である「ゴトビキ岩」の祀られた「神倉神社」の足元に店を構えています。
海、山、川に浄化される
「感幸」の旅
そのほかにも、熊野には鬼ケ城や七里御浜、瀞峡といった感動的な旧跡・名勝が多数存在します。一方で、熊野の本当の魅力とは、海、山、木々などの「自然」。太平洋へと通じる熊野川や、幾重にも重なり合う山並みを見つめていると、古くから多くの人々がこの地を訪れたのかを感じられるはずです。当店の目の前にある「神倉神社」のほか、日本最古といわれている社殿のない「花の巖神社」、玉石を祀る「玉置神社」などは、まさに熊野の自然崇拝・山岳信仰の原点。観る「観光」ではなく、感じて心を浄化する「感幸」こそ、熊野の旅の醍醐味といえるでしょう。
熊野の豊かな食材と
地酒のペアリング
豊かな自然に囲まれ、海の幸と山の幸の両方に恵まれている熊野。海の幸としては新宮駅前の「徐福寿司」名物のさんま寿司、紀伊勝浦のもちもち生マグロなど。山の幸としては、新宮名物でもあるめはり寿司、新しい郷土料理である熊野なまず、川魚のあまご、熊野牛やフルーツなど盛りだくさん。熊野へお越しになる際は、地元のお酒と一緒に地産の食べものとのペアリングをお楽しみください。