とにかく皆さんに「個性」を味わって頂きたいという思いのお酒です。 確かに山田錦は酒米の優等生です。けれど、それ以外の酒米はだめなのでしょうか。 それならこの世の男性は、キムタクしかダメなのですか。 そんなことないですよね。 あなたにも、そこのあなたにもキムタクより良いところがきっとあるはずですよね。 そんな風に、あまり聞きなれない酒米の良さを、特徴を知って頂こうということで、もとより米の素直な特徴を引き出したお酒として定評の高い来福酒造のお酒をそれぞれに味わって頂きたいと思います。 特に今回は、1本ということではなく米による味わいの違いを飲み比べして頂くために、是非、複数本数をお求め頂ければと思います。 |
来福若水純米甘口 最初にインパクトを与えるような酒米ではない酒米若水。 けれど、若水という米でここまて旨み(甘み)を引きだすのも大変興味深いお酒だと思います。確かに日本酒度-11ということで、数字だけ見ればかなり甘いお酒と感じてしまいがちですが、甘いという味覚ではなく旨みたっぷりと感じて頂けるお酒です。 では余韻もその旨みを引きづりながら続いていくのかといえば、程よい長さの余韻で終わっていき、まったくのくどさなどは感じられません。 辛口の若水のお酒が多い中で、甘口の若水のお酒は個性あるお酒としてお薦め致します。日本酒、初心者の方にもお薦めです。 |