よく精米歩合(玄米から、どれだけ精米(ヌカ)して米の中心でつくるか)がよく50%だとか40%だとか言われていますよね。
いかにも、高精米の方が良いような言い方やイメージを植え付けられています。
確かに高精米のお米の方が、透明感があり、雑味もなく、クリアーであり、贅沢感を感じられます。
では、精米しないお米でお酒を造ったら、まずいのか?
けれど、このお酒と出会い思いは変わりました。
精米歩合100%いわいる玄米を使ったお酒です。それも高級酒米山田錦を使っています。
普通は、どことなく玄米酒というと違和感を感じる味覚であるが、このお酒は、特殊なリンゴ酸を出すワイン酵母を使っているゆえに、ジャパニーズシードル、ジャパニーズりんご酒という味覚でお飲み頂けます。
またALC度数も10度ということで日本酒嫌いな若い女性や日本酒に抵抗感がある方にも、カクテル感覚で飲んで頂けるお酒として、また、ムニエルや香草焼きなどのライトな洋風魚介料理や中口からあっさり系の和食ともよく合うワイン感覚でお楽しみ頂けます。
日本酒という世界の幅を広げるためにも、是非とも、一度お試しください。
以前のラベルは、3年熟成酒ということでしたが、多くの方が日本酒のビンデージ化の認識が高くなったため、さらに価値観を高めるために、新ラベルには2005年熟成を記載しています。
■玄米1キロに対して、精米を施し500gでお酒を仕込むと精米歩合50%になります。
●半分をヌカにして捨ててしまう=●どれだけお米の中心部分を使うかということ=●その工程がなぜ?必要なのか
=●玄米には、たんぱく質、脂肪、灰分、ビタミンなどが多く含まれ、これらの成分は醸造過程で多過ぎると香りや味を悪くする。
よって清酒の原料として使うときには、これらの成分の少ない米の中心だけで造る方が、透明感のあるお酒ができるということである
=●但し、精米歩合を上げてしまうとコストがあがり、原価が高くなり、おのずと売価も高くなるということになります。