蔵は鹿児島の西部に位置する東シナ海の玄関口、串木野には、古くから金銀の産出を行っており昭和の最盛期には産出量が全国で1、2位の金山がありました。その金山の総延長120キロメートルの坑道を利用して造られたのが金山蔵です
焼酎造りは、かつて醤油や味噌のように自家製で造られていて女性の仕事でもありました。まさにそれを再現したのがどんぶり仕込み(原料、麹、酵母、水を同時に仕込む方法)。さらに昔ながらの木桶蒸留器(カブト釜式蒸留器)で蒸留する故に口当たりも柔らかく、この蔵独自の黄金麹(おうごんこうじ)と呼ばれる麹が使用されており、この黄金麹を焼酎に使用しているのは全国でも薩摩金山蔵だけ。貯蔵に関しても坑道内は1年を通して20℃前後という一定した気温に保たれ、地下ということもあり紫外線はゼロ。焼酎作りだけでなく、?田蔵置場1,000リットル甕がずらりと並ぶ貯蔵にとっても、良い環境が整っているのです。
そこで造られる黄金麹仕込みの芋焼酎金山蔵は、スッキリとしながらも芋らしさを余韻長く残す飲み飽きない芋焼酎です。一度黄金麹仕込みの芋焼酎をお試しあれ!