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2015.7.5メルマガ

こんにちは、メルマガ会員様。
まともなメルマガを出せずに1年になるでしょうか?
・・・なっちゃいましたねー。

会員様の中には“みゆきや”の存在を忘れかけていた
会員様もいるかも・・・・。

実際は、日々、目の前のこなさなくてはならない仕事だけで
私の水瓶はいっぱいっぱい。
もう既にちょっと溢れ出しちゃってます。

そのため、本当にご迷惑を掛けていることが沢山ありすぎで
反対にみなさんに余計な気を遣わせてしまっています。

その解消にも中々手が付けられずにいるのが現状です。
この場をおかりしてお詫び申し上げます。
本当に、本当にごめんなさいね。


昨年の夏前から
プライベートブランド製品専門の卸問屋を開業するにあたり
色々な手続きや製品開発に取り組んでいました。

年明けからは、開発したPB商品の販路開拓するために営業や
出張に出ることも多くなり実店舗もネットも手薄状態となってしまい
みな様にはご迷惑をお掛けしていると思います。

色々とお伝えしたいことは山のようにございますが、
なによりも多くの会員様が気に留めて頂いている高垣酒造の今年の
お酒についてご報告とご案内を何よりも先にご案内することと
いたしました。


【2015高垣酒造のお酒造りの結果について】

◆設備の充実を多方面にはかったこと、任世杜氏のスキルの向上
 酒造関係のみなさんのご指導などもあり品質の安定がこれまでより
 向上し“今期のどのお酒についても品質の高いお酒”が生まれました。

◆喜楽里(紀勢鶴)大吟醸は、今年も全国鑑評会2年連続金賞受賞も
 いたしました。また悲願のお酒でもあった龍神丸大吟醸、龍神丸純米も
 発売することとなりました。

◆また任世杜氏腕試しということで自らだけの力で醸したお酒も“ここまで
 ついに来たか!”というような良いお酒が出来あがっています。
 (純米吟醸規格であり純米吟醸のスペックです。)

◆たしかに重箱の隅をつつけば“なにがしらの気になるところは感じます。”
 けれど、私は“ここまでやった任世杜氏にさらなるエールを送りたいです。”

◆たしかに龍神丸というラベルを張るとおのずと厳しい目で、さらに故淳一杜氏の
 龍神丸と比較してみてしまわれるのもよくわかりますし当然なのかもしれません。

◆故淳一杜氏と共に酒造りをしていたなら、故淳一杜氏から直伝で教え学んでいたなら
 別ですが、造りに関してはまったくかかわっていなかったのですから・・・
 そして故淳一杜氏が生前奥様に“夫婦二人でタンク1本酒造るか!”と言っていた
 ことも夢に終わってしまったことです。

◆奥様に残されたのは、故淳一杜氏が最後に醸した21BYのお酒の味わいがすべての
 手がかりなのです。造りについてなにもわからない奥様が答えとなる味わいが
 わかっていても、それをどうやって紐付けていくのでしょうか。

◆私は“よくぞ!ここまで近づけて頂いた”と感謝を申し上げたいと思っています。
 確かに故淳一杜氏の龍神丸とは味わいの差を感じるかもしれません。
 けれど、スペック的には多くのお偉い酒造関係者の先生方も認めて頂けるまでの
 お酒であることは間違いない事実です。

◆龍神丸大吟醸、純米吟醸は極みのお酒造りを学ぶために、あえて喜楽里(紀勢鶴)大吟醸と
 1日だけずらし、間をおくことなく反復し体で覚え感を養うために仕込まれたお酒です。

◆今“高垣酒造としてようやくスタートにた立った”のではないかと思っています。
 これからが“任世杜氏の高垣酒造であり任世杜氏の龍神丸の時代”をつくりあげていく
 新たなスタートだと思っています。

◆一部の飲食店さんには、
“任世杜氏の高垣酒造、任世杜氏の龍神丸”をもう一度育ててほしいとお願いをいたしました。
 そしてそれぞれのお店のご事情がある中で、ご理解を頂き蔵元、酒屋、お店、飲み手のみなさんに
 育てて頂けるお話も頂いています。

◆“龍神丸が復活したから・・”ではありません。
 お店にとっては、正直メリットと感じる部分は少ないお話だと思います。
 故淳一杜氏が積み上げられてきた人格や心の絆、何もわからないで後を継いだ任世杜氏の
 が頑張っている姿勢や人柄。きっと、そんなことがらがご協力という形をして頂いたものと
 感謝するばかりです。

◆高垣酒造のお酒は、これからも進化していきます。そして、今!完成形のお酒ではないことも
 ご考慮頂き、任世杜氏のお酒が進化していくことを楽しんで温かく応援をして頂ければと願います。


【高垣酒造のお酒を美味しく飲むコツ2015年度版】

2015年度の全体的な高垣酒造の造りとして
・木香を感じることがございます。これは麹室、その他酒造道具を新調した故に、その木の香りが
 移ったものと思われます。移らないように処理はしつつも酒造関係者の方にお聞きすると
 “自然の摂理だよ”といわれておりました。

・特に若さがあるお酒を口にされた時、米の旨みはまだまだ奥に潜んでいます。その分、新酒時の
 苦味や渋みが余計に気になってしまうお客様もいらっしゃるはずです。そんな時こそ、
 下記の事柄に気を配って頂き龍神丸のというお酒の良さを引き出して口にしてください。
 本当に一番のおすすめは熟成させて頂きことですが・・・・・。

①飲用温度
 若い時⇒冷し過ぎはNG。やや冷めをとって15―20度位

②龍神丸の良さを一番引き出す肴
 一番は“塩”⇒ちょろっとなめてお酒を口にしてください。きっと龍神丸の片鱗に出会えます。
 酢物もおすすめです。(きゅうりの酢物)

③グラスは平盃
 米の旨みが奥に潜んでしまっている分、少しでも旨味を感じる平盃を使ってください。

そしてなによりも美味しくなる肴は・・・・・。
 復活劇の物語でしょうか。魚屋さんで買った鯛と自分で釣り上げた鯛・・・同じ鯛でも味わいが
 違いますよね。それと同様に任世杜氏の復活劇を是非肴にして口にしてみてください。


さて今回トップページにはずらりと高垣酒造のお酒を中心にしたセットと頒布会を
ご用意させて頂いています。

今回のセットと頒布会のコンセプトは、
◆共に距離感のある酒質、
◆コントラストの違う酒質、
◆対局を感じて頂ける酒質、
◆食と重ねあわせて楽しんで頂ける酒
をテーマに組み合わせております。

一時期は、香り芳醇系の全盛自体もございました。
あれから時代は移り変わり、嗜好も大きく変わり始めています。

◆香りが高いお酒や濃厚な味わいを有するお酒は食事と合わないこともある。

◆ひとつのお酒で、すべてのステージ(食前、食中、食後、あっさりした肴からこってりの肴)を
 こなしてしまうことに“難が生じる”ということに気がづきだして頂けた時代ともいえます。

◆ひとつひとつのお酒が持つ個性ある味わいには、それぞれのお酒が活きる
 ステージが存在していることに気が付いて頂き、場面を考えて“乗り換えも必要”
 ということにも気がづいて頂いた時代にも入りました。

◆そのようなことから、艶やかさがないシンプルに何でもよくあい、場面を選ばない
 気軽に楽しめる純米酒にシフトされる方も多くなりましたね。

◆さらに強い個性を求める。新しい日本酒の世界を垣間見たい。というお客様も
 大変多くなっています。その中で一番多いのが“超辛口の良さに触れる”
 “酸味の美味しさにはまる”という嗜好傾向が顕著に現れています。
 そして、熟成酒の良さのひとつである“飲んでいても疲れない”ということに
 気付かれたかも大変多くなりましたね。

上記のようなコンセプトをもった組合せです。
同じ場面でそれぞれのお酒を口にしてみてください。きっと何か“新しい発見”や
“それぞれのお酒がいかされるステージがあり、場面が変わった時乗り換えも必要なんだ”
と思って頂けるきっかけになればと思います。

頒布会のお客様には、いつ月とは現在定かではないのですが、
紀南らしい
◆生マグロの軟骨とかシッポ、うつぼ系の珍味、クジラの珍味、鮫の珍味なども
 同送できるときはしようと企画していますのでお楽しみ頂けるものと思います。
 もちろんお届けのお酒と“合ったり合わなかったり”“せっかくのお酒がまずくなったり”
 しますので、それも新しい発見につなげて頂ければと思います。

https://www.umai-sakeya.com/

追伸
 今後も残数を見ながら在庫をお入れしていきますので、一時品切れでも
 完売となっていない場合もございますのでたまにチェックしてください。
 尚、龍神丸についてのお問い合わせはメールでのご返信にお時間を頂くことを
 先にご報告させて頂きます。当分の間は少しでも早くお届けするために発送に
 お時間を割いて参ります。お急ぎの場合は、お電話いただければ幸いです。

 ご注文いただいても正式受注メールまでのお時間がかかることもご了承ください。
 ご注文から1週間がたっても正式受注メールが届かない場合は、
 一度お問い合わせください。

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