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2019.1月メルマガ
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------ 日本酒アンケートにご協力ください。 ≪目的≫ みなさんが今、日本酒の選び方や楽しみ方、ニーズを知り どのような提案が飲み手のみなさんにとって必要なのか、 不足しているかを知りたくてアンケートを実施いたします。 下記よりご入力ください。 抽選で熊野にまつわる地産の商品をお届けさせていただきます。 https://ssl.shopserve.jp/-/umai-sakeya.com/enq/enquete.cgi?PAGE=2&SHOPURL= 当選のお知らせに使う個人情報は、メールアドレスのみです。 ------------------------------------------------------------------ 多くの地酒屋さんが伝えないことも大切に伝えていきたい!! スマートなお酒、きれいなお酒の魅力 複雑な味わい、個性がある味わいの魅力 多くの人が魅力と感じる王道、人気のお酒の魅力 多くの方が個性があり過ぎと否定され端っこを歩んでいるお酒の魅力 満開に咲いた草木の魅力 花が落ち枯れた草木の魅力 一流シェフがつくる高級食材の料理 裏山で採った山菜でおばあちゃんがつくった家庭料理 赤ちゃんの可愛いらしさと魅力 20歳の女性の可愛いらしさと魅力 おばあちゃん、おじいちゃんの可愛いらしさと魅力 スポットライトを浴びるスターとしてのお仕事の魅力 スターを黒子として下支えをするお仕の魅力 ファッショナブルで、洗練された都会の魅力 山、川、海・・が昔のまま進化しないで残ってしまっている熊野の魅力 ぎゅうぎゅう詰めの都会の通勤電車の人の顔と空気感 田舎のガラガラな通勤電車の人の顔と空気感 都会の一流ホテルのおもてなし はるか昔ながらが残る熊野のおもてなし 有名人、著名人の魅力 無名なあなたの魅力 あえて多くの方が魅力を伝えない、見落としがちな魅力についても 中々目を向けてもらえない魅力についても、しっかり伝えていくことも 大切だと思う。もちろんお酒についても・・・・・。 ほんの少しあなたが見る角度を変えていただくことで、 何気なくホッとするような「小さな豊かさ」「小さな魅力」が存在していることが、 世の中には、まだまだいっぱい存在している。 「小さな豊かさ」「話題にならない魅力」が実はあなたにとって大きな魅力だったりする。 ------------------------------------------------------------------ 「うぉ!、赤ワインのようだ!」とか「うぉ!、白ご飯のようだ!」 聞いたことがないなぁ!! 近年の日本酒において、 「うわー、白ワインのようだ!」という言葉は、よく耳にしたりします。 多くの地酒屋さんでも、よく取り扱っていたり、おススメのひとつであったりしています。 けれど 「うぉ!、赤ワインのようだ!」とか「うぉ!、白ご飯のようだ!」ということばは、 ほとんど耳にはいたしません。どうしてでしょうか? もちろん白ワインがあるなら、赤ワインがあっても不思議でなく、 反対に赤ワインがないのが不思議ではありませんか? ---★---★---★---★---★---★---★---★---★--- 美味しいタレで仕上げた焼肉が夕ご飯に用意されていました。 さてあなたは、白ワインと赤ワインどちらで楽しみますか? それとも、白ご飯で楽しむ? 赤ワインように、 色々な個性的なエッジの利いた味わいが絡み合い複雑な味わいを有する 日本酒の魅力は、まだまだ多くのみなさんに伝わっていない。 多くの店が伝えようとしないのはどうして? そんなお酒は、まだまだ少数派でありビジネスにならない。 伝えるためには時間がかかる。めんどう。ださい。トレンドではない。 批判が生まれる。 わざわざそんなことしなくてもいいのに・・・・。 ------------------------------------------------------------------ 元サッカー選手の中田英寿さんが、引退され世界各国を旅をされ 次に情熱を注ぎ込みことができることを探した時に・・・・。 今、日本酒(日本文化)の伝道師としても世界を相手に活動をされています。 中田英寿さんが「なぜ?日本酒なの?」という問いかけに・・・・・ “世界のより多くの方に日本文化をもっと知ってほしい”ということの ひとつに日本酒も存在しているようです。 また“好きなこと”で、多くの人と“楽しむ”ことができる仕組みづくりを つくって行きたいとのこと。 そのためのひとつとして中田英寿さんは、 正しい知識と情報を伝達していくことの重要性を強く口にしています。 ---★---★---★---★---★---★---★---★---★--- 先日、当店のスタイルについてご理解をいただき応援しているお客様がいて その方は、今、サンフランシスコに留学をしています。 サンフランシスコでも日本酒と出会うことができ、早々に知っている銘柄が あったので買って飲むと「老ちゃっていました。」とのこと。 そして、それ以後もいろいろと買ってみても、日本で口にしたものでは なかったため色々とリサーチしてみると現実は、そんなにアメリカ人が 日本酒を口にしているとはいいがたいみたいだよといっておりました。 いろいろと調べてみたり、聞いてみたりするとアメリカ(海外)に輸出される 流通と流通をしている業者への品質管理情報の周知と末端のお店の管理にも 問題があるみたいだということがみえて参りました。 中田英寿さんも、きっとこの問題にぶつかってしまい、自らが-5度の冷蔵庫を つくってしまったのでしょうね。 ---★---★---★---★---★---★---★---★---★--- たしかに今、海外に輸出されようとしている日本酒の多くは、白ワインのような 繊細でデリケートなタイプのお酒が多いのも事実でしょう。 そこで考え方は「2つあるんじゃないの」 ◆繊細でデリケートなタイプのお酒でも、品質保持ができる流通網を確立するか。 ◆今の現状でも耐えうる。魅力を損なうことなく育つタイプの日本酒を輸出し 最低限の管理方法と楽しみ方、飲み方をセットで輸出するか。 なんていうお話をいしました。 ---★---★---★---★---★---★---★---★---★--- その時の会話の中で もっと大切な問題が・・・・・・・!!!! 「老ちゃっていました。」というお酒のこと。 そのお酒をつくられた杜氏は、当店にも何度かご来店いただいた親しみのある 杜氏さんです。 その杜氏さんたちが一生懸命つくられたお酒が「老ちゃって美味しくない!」ということだったので、そっちの方が私にとっては緊急性のある大きな問題なのです。 そのお酒は、香り系のお酒です。身近なものを使って一番手っ取りばやく 美味しく口にしたいなら、まずは「〇〇〇〇〇〇をやってみて」「次は〇〇〇〇〇〇」 その二つでダメだったら、また連絡ください。 後日、最初の「〇〇〇〇〇〇をやったら、超美味しく飲めました。」とのことでした。 酒屋として、これも大切なお買い上げ後のアフターフォロー。 ---★---★---★---★---★---★---★---★---★--- ついでにもうひとつ。 当店の冷蔵庫に開栓して4年が経ったにごり酒があります。 にごり酒ですから、モロミが入っているので単なる熟成酒以上に 個性が吐出しています。 何のためにそんな試飲サンプルを置いているのか? 一見、多くの人が「まずい!」と誰もが判断できるお酒ですし、 その商品に対して「お金をいただく」と考えると「どんな店」ということで 信用なんて瞬く間に失うこととなります。 たまたま、そのお酒をつくられた杜氏さんが来店されたので、 店長「こんなお酒、お客さんに口にしてもらってるの」と・・・・ 最初は「えっ・・・・・・」って感じで、口にしていただきました。 杜氏「ん・・・嫌いではないけれど・・・・・」 店長「こんなお酒、売ったらあかんやろぅ!」「そうですね。」 店長「実は〇〇〇〇〇〇を施し、〇〇〇〇〇〇に楽しんでもらうことを 体感してもらってから、買っていただいているの。実際に飲んでみてくれますか。」 杜氏「美味しい!美味しい!最初のコンセプトとは違えども、ありだよね。」 店長「そうでしょう!!!」「」へぇ、こんな飲み方があるんだね。」 ここで、つくられた〇〇杜氏さんに伝えたかったことは、 「きっと〇〇杜氏さんも、多くのみなさんに美味しく口にしていただくために このお酒を造られたことと思います。けれど、月日が流れ〇〇〇のような 味わいになってしまったことは事実です。」 「このままで終わってしまうと〇〇杜氏さんとこのお酒に申し訳ない。 だから本来とは違うかもしれないけれど、飲み手のみなさんにとっての 一番大切な“美味しく”を外さないことを大切にしています。」 「〇〇杜氏さんのお酒は、大切にお届けさせていただいていますよ。」と お伝えし安心してほしくて・・・・というひとコマです。 ---★---★---★---★---★---★---★---★---★--- 今、多くの方々が評価されている日本酒の多くは、 キレイでスマートなタイプの白ワイン的な日本酒が多いとも私は感じています。 日本酒離れという時代があった今は、蔵元さんも、酒屋さんも、波風を立たせないよう、まずは・・・といったところでしょうね。 先に申し上げたように、 日本酒は白ワインだけではなく、赤ワインタイプもあれば、 白ご飯タイプも存在していて、冷やご飯もあれば、温かいご飯もある。 さらに個性の強い、エッジの効いた熟成酒、古酒もある。 それらのお酒の魅力を伝えるには、 ・花が落ち枯れた草木の魅力 ・裏山で採った山菜でおばあちゃんがつくった家庭料理 ・おばあちゃん、おじいちゃんの可愛いらしさと魅力 ・スターを黒子として下支えをするお仕の魅力 ・山、川、海・・が昔のまま進化しないで残ってしまっている熊野の魅力 ・はるか昔ながらが残る熊野のおもてなし ・無名なあなたの魅力 それらの魅力を伝えると同じように、まずは体感を通していただき 時間を惜しまず、めんどくさがらず、ださい・トレンドではない・ 批判が生まれるようとも腐らずやり遂げる覚悟で向き合っていくことでしょうね。 けれどそれをしなくては伝わらない。 新しい世界観に出会っていただけない。 そんな仕事にも、やりがいと醍醐味は存在しています。 今年は是非、ご縁のあるあなたから、 「うぉ!、赤ワインのようだ!」とか「うぉ!、白ご飯のようだ!」という 声が聞こえる次なる酒(次酒)の時代の情報をお伝えして参りますので 本年も、よろしくお願いいたします。 ----------------------------------------------------------- ◆すでに希少酒の仲間入りの幻舞純米吟醸入荷していますよ。 720ml、1800ml 完売まじか ◆作純米大吟醸≪新酒≫1月分まもなく入荷します。 720ml 1月分予約完売 1800ml まもなく予約完売 ◆退職お祝い、新年号の節目のお酒に 30年大吟醸古酒 ◆30BY新酒いろいろ入荷中 |