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2023年10月メルマガ
メルマガ会員様各位
急に秋めいてきましたね。(冬めいてきたかも?)
毎年行われている展示会に行って参りました。規模も大変大きくて、なにかテーマーをしぼっていかないと品定めができないくらいの出品の数々。
日本酒蔵だけでも100蔵以上、出品されている銘柄は500以上。
今回のテーマーは「個性」
味わいの個性だけでなく、そのお酒にまつわる背景も、もちろん個性のひとつとしての魅力として向き合ってきました。
各蔵元のブースでお聞きするワンフレーズは、「貴蔵の銘柄の中で“突き抜けたお酒”“やっかいなお酒”“手のかかるお酒”“こだわったけれど理解されないお酒”ご紹介いただけませんか?」でした。
当みゆきやのコンセプトから鑑みた時、多様性が進む中で日本酒は、まだまだ「みんなと同じが良い」という風潮が抜け切れていないと感じる展示会でした。
しかし何点かはみつけてきました。
「個性はいけない」と教えられる日本と「個性は宝」だと評価される海外。
確かに個性は、時と場所によっては、摩擦を生み出したり、批判される時もありますね。
それを気にしていたのでは、前に進むことができないこともありますよね。
当みゆきやは、「個性は貫いてこそ これまででは考えられない新しい常識に出会える。生まれる。」と考えています。
もちろん、「貫くには覚悟を決めておかないと真実に出会えませんよ。」まずは自分を信じることから
そして、 「どこかで常識にとらわれすぎていると、新しい常識の妨げにもなることも起こったりもします。」
いろいろなお酒たちを視点を色々と変えて向き合っていると、あらたな価値観を見つけ出したり、生み出してきたりもしてきています。
アフターコロナの時代、多様性が本格的に進んでいく中で、酒屋もより多様性をとり入れていっても良い時代ではないでしょうか。
もちろん、お酒と深くかかわっている飲食店さんなどにも、つながることかもしれません。どこかで、これまでと違う視点で、お酒の魅力を伝えていくことも、差別化として考えてみる価値は存在しているのではないでしょうか。
どの蔵のお酒も、美味しくクオリティーが格段に向上した。
しかし、どこかで新銘柄といわれつつも、よく似たお酒が新たにつくられていて、みんな一緒のように感じることも。違う視点からみると「個性」を失ったようにも感じるのは、私だけでしょうか?
以前にもお伝えしたように、日本酒のクオリティが世界的にも認められている昨今、国内消費が30年間で7割も減少しているのは、つじつまが合わない驚きですね。
どのお酒も「美味しい」お酒たちがあふれている今、「まずい」と感じるお酒がある意味、貴重となり、新たな価値観が生まれるかもしれませんね。
そんな時代を迎えた中で「飲み手がトラウマを抱いてしまうようなお酒」を発掘し「違う視点で愉しんでみよう」という飲み手のみなさんと共に愉しむ企画です。
みゆきや「まずいで賞」のお酒をみなさんといっしょに探してみたい!!
※しかし私の中に「まずい日本酒の情報がまったくありません。」ご協力お願いします。
当店において、個性的な味わいということでご案内するひとつが「黒松翁全麹仕込み」もひとつ。
確かに25年度醸造のお酒ながらも、色合いは紹興酒色。さらに瓶底には滓がたっぷりと沈殿している。日本酒にあまりなじみのない方には「なんじゃこりゃ!!」と声を発してしまうお酒でしょう。(後にお話しするお客様が買っていかれたお酒のひとつです。)
しかし、先日ご来店いただいた青山、銀座、名古屋、大阪などで、ワインソムリエ養成校の講師(ワインエキスパートエクセレンス取得)の方がお見えになり、棘があったり、個性的な味わいであったり、個性極まりないお酒たちの試飲、さらに当店独自の視点で日本酒のアプローチを施し「愉しむ」を体感していただきました。
そこから生まれるデキゴトに思わず「初めての体感であり、実におもしろい切り口の酒屋さんだね~」とお声をいただきました。
あつかましくも、そのお客様の酒屋リストに当店のような酒屋の存在があるのかお聞きすると「さすがに私の中には存在しない酒屋さんですね。」と、、、、。私にとっては、またまたプロから「唯一無二」という冠をいただいたような気分でした。
良い意味、批判の意味も含めて、まさかこの熊野でこんなデキゴトに出会えるとは思ってもいなにかったようで、名刺交換もさせていただき、後日メールをいただけました。
熊野においでいただいたひとつの記憶につながったみたいなので、私としては良かったかなぁ!(笑) 横道にそれてしまいました。すみません。
本題に、「まずい日本酒の情報がまったくありません。」、是非飲み手のみなさん~!まずく感じた日本酒をご紹介いただけないかというお願いとなります。
昨今、美味しいお酒は歩けば、棒にあたる時代です。会員様にご協力をいただきたいということです。
ぜひ下記のアンケートフォームから情報をお寄せください。是非、仕入れをしてご紹介したいと思います。もちろん、そのお酒を美味しく口にするアプローチもみつけてご案内いたします。現在も発売中で手に入れられる銘柄になります。
展示会で、なんらかの動揺が生まれたお酒のご案内です。
エコの時代、世界初のカーボンゼロの日本酒
大変珍しい山廃づくりのにごり酒
大変珍しい酒米若水の山廃づくり(燗酒としてもおすすめ)
甘くてさわやかなフルーツ系 (ライスパワー使用)
しっかり旨味、しっかり酸、しっかりキレ、コスパー良し(温めおすすめ)
島根県のステキな香り系純米吟醸
■一宮酒造 石見銀山八反流純米吟醸斗瓶囲い一度火入れ 720ml
☆☆今回の展示会で一番心揺さぶられたお酒です。☆☆
精米90%、熟成、超辛口、その個性は煌めく要素がいっぱい
恒例のシークレット販売サイトのご案内
【キャンセルさせていただく方がおります。要一読ください。】
■シークレット販売サイトでご案内の商品について、いずれか1点1本のみとなります。それぞれ1点ずつで合計2点などのご注文などについては、勝手ながらキャンセルとさせていただいています。こちらの商品は、10/20から順次発送です。
ユーザー名 samui パスワード kanzake