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2024年1月メルマガ
創造力をつかってお酒を愉しんでみよう。
まさかの元旦のデキゴト
令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災されたすべてのみなさまにお見舞いを申しあげます。
報道等での情報しか、私たちは現実を肌で感じることはできません。しかし2011の紀伊半島大水害を思い出し、それと重ねることで少しでも被災されたみなさまの気持ちを察しております。
今月も20日が経つ中で、中々支援の手も進んでおられないようです。寒さの折となりますがお体だけではなく、心のご自愛も大切になされてください。
あらためてメルマガ会員様各位
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。地酒みゆきや店長的場です。
2023年は、コロナも5類に移行され、報道等では、活気は戻ってきたとは言われていますが、まだまだ冷え込んでいる場所、業種等の格差、エネルギー高、原材料高騰、さらに人手不足、各業種の2024年問題、、、。
本当に変わらないといけない2024年になりそうですね。それらの環境下で、以前とは違う変化、価値観が生まれています。日本酒の世界にも、その風が本格的に訪れています。
みゆきやにとって2024年は本格的な「終活元年」となります。
この業界にお世話になり、まもなく半世紀を迎えます。この50年を振り返っても、「モノ」を買っていただくという視点であったものが、今は「価値」を伝えていく時代に移り変わりましたね。
【20年前より日本酒は美味しくなった!しかし、、】
たしかに多くの飲み手のみなさんは、そう感じられていることでしょう。
今一度、お聞きしますね。反対に飲み手にリスクも高まったことに気がつかれていますか?
【灘の上撰、、、ある意味スゴイ!】
昭和レトロの赤ちょうちんのお店。日本酒のメニュー表には、燗&冷(常温)とのみ書かれていたりします。
たった「一銘柄かよ!」といわれるかもしれませんが、なんと一銘柄で燗酒も、常温も、冷やしてでも口にできるだけではなく、大根おろしからこってりホルモン炒めまでこなしてしまうだけではなく、さらに多彩な料理との相性を考慮しなかったとしても「しっくりこなかった!」「嫌みな味わいになった!」「美味しくない!」がほとんど生まれないというところがスゴイともいえる日本酒です。
ある意味、汎用性の高いオールラウンダーの日本酒といえますね。そしてコストパフォーマンスも高いですからね。
【リスキーな一面にも視点を当ててみてほしい!】
たしかに多くの飲み手のみなさんは、20年前より日本酒は美味しくなった!と感じられています。しかし酒屋にとっては「そうもいっていられない日本酒」が次々と生まれています。
【お酒の魅力の伝え方も変わった!】
以前は「このお酒は、こんなつくり方で、こんな味わい、こんな飲み方を、、、」であるということだけの銘柄説明ですんでいた時代から、
店頭で飲み手のみなさんと共に「お酒選び」をするにしても
・飲み手のみなさんの嗜好性を読み取りそれを考慮する。
・飲用シーンを考慮する。
・料理との相性を考慮する。
・料理と響きあう相性の良い飲用温度を考慮する。
・飲み手の嗜好性と料理との相性を考慮しグラスの形を考慮する。
・酔い具合を考慮する。
・料理の箸の進め方を考慮し、お酒の順番を考慮する。
・料理を飲み手がどんな味わい方で口にしているかを考慮しお酒を選ぶ。
・ものがたりを考慮する。
・他
などを考慮して考えないといけないお酒が次々と生まれ「お酒選び」もより複雑性が高まって、酒屋もより専門的な学びと経験則が必要な時代に入っています。
【心の満足が大切な時代にも】
さらに以前のように酔うためにアルコール飲料を口にするだけではなく、幸せ感や豊かさや自らへの癒しのためにアルコール飲料を口にするというニーズも大きく裾野が広がった分、人の心に、どう及ぼしてあげることが良いのかまで、考慮しないといけない時代にもなりました。
【楽しむ」から「愉しむ」へ】
そして飲み手のみなさんもアップデートしていかないといけない時代にもなったといえます。
受動的な「楽しむ時代」から、飲み手のみなさんも参加され能動的な「愉しむ時代」に大きく移り変わっています。
【寄り添ってあげないと美味しさが遠ざかる】
近年のお酒たちは、お酒が一瞬、飲み手のみなさんに近づいたかのように感じられている方もいらっしゃるはずです。
しかし先にお伝えしたように、アプローチを間違ってしまうと美味しさが遠ざかってしまうお酒が多くなっていることに気がつかれていますか。
【しっくりこないお酒に出会った時、どうしますか?】
飲み手のみなさんの「しっくりこない」「美味しいとは感じられない」なかには「このお酒のどこが美味しいのか理解できない」などの声を生み出した原因の大半は、それぞれのお酒に「寄り添ってあげられ切れていない」がダントツの原因です。
そんな出会いをしてしまった時に一番大切なポイントは「この時点で結論づけることではなく、ここから始まりであり、ここから飲み手のあなたが何を施してあげるか」という意識のスイッチングを切り替えることです。
【どうしたら良いかわからない?】
たしかに「どう寄り添ってあげたらよいか」もわからないという方もいらっしゃるはずです。
その問題を早く解決される方法は「よく知っている方」とご縁をもつことです。しかし当店なら、できるだけお家で、簡単に、解決できるパンフレットもご用意していますよ。是非、ご注文時にご用命ください。
一部の飲み手のみなさんには、同送させていただいています。
【具体的に、こんな飲み手とのご縁をみつけてください。】
・どうして「負の言葉」を生み出してしまったか原因を明確にしてくれる方。
・これからは「どんなアプローチ」で寄り添ったらよいかを伝えてくれる方。
あなたの身の回りで、どうしてもご縁が生まれない場合については、そのお手伝いをすることは、地酒みゆきやの志事の範疇ですので、いつでも壁を自らつくらずにお気軽にご連絡ください。
【バレンタインに、、驚きのペアリングを贈ろう!】
まもなくバレンタインですが、今年はチョコというモノを贈られるのではなく、これまでと違う視点で、それぞれの日本酒とチョコが生み出す「驚きのペアリング」を贈ってみてはいかがですか?
・これからは「どんなアプローチ」で寄り添ったらよいかを伝えてくれる方。
いつもと違うご縁を探して、違うエリアに足を運んで、裾野を広げてみてはいかがでしょうか。きっと何らかの「新しい発見」や「気づき」が生まれるはずです。
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ユーザー名 kotosimo パスワード yorosiku
※今回の幻舞は、美山錦純米吟醸720mlのみとなります。