焼酎について
焼酎も取り扱っているのにどうして日本酒のことばかり書いているの?????
焼酎も取り扱っているのにどうして日本酒のことばかり書いているの????? 大変申し訳ございません。 只今、焼酎やリキュールについての“美味しく味わって頂けるサイトづくり”も構築中です。 今しばらくお待ち頂ければと思います。 実は日本酒の味わいをだしている味覚成分数は1000種類を超えています。では焼酎の味覚成分数はとなると約80種類といわれています。 焼酎は醸造したモロミを蒸留したアルコール飲料であるため、ほとんどの成分は蒸留されずに残ってしまいます。蒸留された成分の数が約80種類といわれていて、蒸留された成分は外的要因によっての変化が少ないものとなっています。 よって少しぐらい温度管理が荒っぽくても品質に大きく影響を及ぼすことが少ないといわれています。(但し日光や電燈から発せられる紫外線の劣化・変質は起こります。) これまでのみなさんの経験でも体験されように、日本酒やワイン(味覚成分数約600種類)は大変多彩で幅広い味わいがあります。その結果、好みの味であったり、そうでなかったりすることが多いとか品選びが難しいなどを感じたことと思います。 焼酎(蒸留酒)の場合いかがでしょうか。 ≪これは口にあわなかった≫というお酒は少なかったのではないでしょうか。反対に≪これは個性があり変わって癖になりそう≫という味わいに出会えないともいえるわけです。 日本酒(醸造酒)と焼酎(蒸留酒)を実は同じ土俵では語れない部分があります。 大きくいうと 日本酒(醸造酒)の場合は、≪味覚成分のことがら≫+≪アルコール(エタノール)と水のことがら≫の二つの要因が絡み合ってのご説明になり、焼酎(蒸留酒)の場合は≪アルコールと水のことがら≫のことが主なご説明となります。 要約すると日本酒の説明の中には、焼酎(蒸留酒)の大半の説明すべき楽しみ方が含まれていると思って頂ければと思います。 例えば≪熟成≫ということをとったとき、 日本酒(醸造酒)の場合は、味覚成分同士の化学反応によることがらの説明とアルコール(エタノール)と水による物理的によることがらの説明が並行しながらのご説明になりますが、焼酎(蒸留酒)の場合は、味覚成分同士の化学反応によることがらよりもアルコール(エタノール)と水による物理的によることがらの説明が主となってしまいます。
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