熊野でしか味わえない時間

【熊野でしか味わえない時間】

「地方には力がある」といってくださるのは、近年和歌山県と深くつながろうとしていただいている隈研吾氏(日本を代表する建築家、和歌山市内に事務所開設)。
隈研吾氏が和歌山県下において自ら探索され出会って心動いたもののひとつに田辺市の「あかね材」という虫食いの木材があります。

詳しくはコチラ

隈研吾氏曰く

「人の顔が一人ひとり違うように、木も一つひとつが違うという個性」

「地域差もあれば個体差もあり、時間と共に変化する様も魅力」

「均質な工業製品にはない、手作りらしい作風は唯一無二のもの」

「地域差もあれば個体差もあり、時間と共に変化する様も魅力」

地元の人たちも良さに気づくだけにとどまらず、和歌山らしさ、しいては熊野らしさを世界に発信すれば、世界の人々の感性に響くのではないでしょうか。
そんな現象が日本各地で起こるのではないかと期待しています。

個性あるもの、ゆがんでいるもの、おかしなもの、とがっているもの。。。。地方にこそ、個性と力が存在してる。

隈研吾氏と木材

【熊野の酒屋としての在り方(地方にこそ個性と力が存在してる)】

当店にお越しいただきお買い上げいただきたいのは「お酒たちが引き起こすステキな事件(デキゴト)」(ふつうはお酒と考えしまうかなぁ。)

地域の得意性を活かしたクラフトビール、クラフトサケ、クラフトジン、クラフトドリンクは今や全国に存在しているように、店づくり自身、店のコンセプト自身にも、熊野がもつ悠久の歴史やいい伝え、文化性、自然との調和、熊野人のアイデンティティ、地産との共鳴を織り込み、熊野ならではの得意性を全身で感じていただける酒店づくりを目指しています。

単にお酒を販売するだけにとどまらず、お酒と熊野の地産、海の幸、川の幸、山の幸などの地元の食材と組み合わすだけではなく、さらに熊野の旅で得られる物語、文化、歴史、風土、大自然、そして古代より人々を癒やしてきた神仏の心と共に「心が豊かに」「幸せに」なっていただける舞台もお持ち帰りいただけることにも力を注いでいます。

お宿で、またお家に帰ってから愉しんでいただくことは味覚の探求に終わるだけではなく、ご縁をいただきご来店いただいたみなさんの記憶に残る熊野の旅のステキな事件(デキゴト)になれればと思っております。地酒みゆきやは、熊野の酒屋らしく地元の文化を伝える灯台となり、広く世界を照らし続け、小さなお店であったとしても地域活性の要となれるよう日々精進していきます。

地元の飲み手の方にも、すでにご存じの銘柄でも熊野というフィルターを透して、あらたなワクワク感、驚き、新しい世界観との出会いを生み出し、ご自宅で口にしていただいたとき、これまでと違うステキな事件(デキゴト)に出会っていただき、今以上に「心が豊かに」「幸せに」なってほしいと願い、一本一本のお酒の本当の姿と向きあっていただき、一人ひとりの飲み手が、お酒を愉しむステージをアップデートするためのご提案と学びのステージもご用意させていただいております。

お酒のラインナップにおいても地産だけにとらわれず、どこかでレールが決まってしまっているショーレースのお酒から、本質をついていながらも今はまだ傍流の位置にいるお酒たち、さらに全国の個性あるお酒、ゆがんでいるお酒、おかしなお酒、とがっているお酒もラインナップ。そして世の中にないお酒は「つくってしまえ!の精神」でオリジナリティなお酒もプロデュースしております。それらのお酒を飲み手のみなさんと共に本流に誘っていき、飲み手もお酒も共に幸せになることを大切にし「お酒を共に愉しむパートナー」も仲間づくりなども目指しています。

ご来店いただける飲み手のみなさん

上記にお伝えしたことをお時間をつくってご来店いただける飲み手のみなさんには、有名著名人、トッププロ、蔵元、蔵人、、、も体感され「これまでもったいない飲み方をしていたことに気づいた」「何度も口にしてきたお酒だけど、こんな味わいに出会う資質をもっていたなんて知らなかった」「みゆきやに来店しなかったら一生気づかないでいたと思う」、、、数々のステキな記憶の上書きとなる当店名物「店頭試飲(予約制・有料・無料)」も体験いただけます。

もちろんはじめてお酒を口にされるビギナーの方からプロの方々までご対応しておりますが、これまでの経験や体感を基にして多くの地酒屋の在り方、同じコンセプトでお酒を販売している酒屋だとおもわれ、実際にご来店いただき、中にはなじめない飲み手の方もいらっしゃいますので、そんな方には是非固定概念をおいてご来店くださいね。業界をよく知られているトッププロ、蔵元、蔵人、、、の方々からは、唯一無二の酒屋だといわれております。ご留意の上ご来店ください。