えーこれ!20年以上ものなの?どなた様にも理解できる 16年古酒 世界一統 平成14年醸造大吟醸大古酒「古人(いにしえびと)」1800ml 限定60本 みゆきやオリジナル大吟醸古酒 日本酒は1年もすると品質が劣化する。 (ラベルに記載の製造日付を基準されていて、さらにその製造日付をお酒の誕生日とまで勘違いされてしまってる。) さらにひどい言い方などは「お酢になる」とも言われている。 たしかに日本酒を熟成させると香りも、味わいも、色合いも、口当たりも、酔い心地も、酔い冷めも、合う肴も、飲用温度も、楽しみ方も変わる。最初に搾られてから変化してしまうことが「すべてマイナス要因」であり「劣化」というレッテルを貼られていた時代から、今や熟成酒や古酒でしか味わえない香り、味わい、色合い、口当たりのやさしさ、酔い心地の良さ、酔い冷めの良さ、合う肴の変化、飲用温度の変化、楽しみ方、美味しくなるポイントの移動など・・・熟成酒や古酒のすばらしさが認知されてきました。 少し前までは、ほんの一部の蔵元や酒販店や飲食店や愛飲者の方々に頑なに支えられ、伝えられてきたことが今ようやく市民権を頂いたところに立っています。 確かに一般的な日本酒だけを口にされている方にとっては、熟成酒や古酒の味わいは「妙味」であり「違和感のある」ものだというのも理解できます。 けれど私達の食生活の中にも、同じ味わいであったとしても味わう方のこれまでの経験値や「妙味」をいかす方法を知っているかいなかによっても分かれてしまうことが多く見かけられます。 ブラックコーヒーやビールの苦さ (甘いケーキと共に、素材力の強い甘い焼肉とビール) 抹茶の渋さ (饅頭と共に) レモンの酸っぱさ (油で揚げた唐揚げと共に) 大根おろしの辛さ (焼魚と共に) 納豆・ドリアンの臭い を「美味しくない」という方と「美味しい」という方がいます。同じ味わいであったとしても分かれてしまうことと似ています。 今回ご案内する大吟醸古酒は蔵で、このお酒の資質にあった5度という管理温度で丁重に熟成保管されていた大吟醸。どなた様にも良さが理解しよい酒質となっています。反対に10年という時間を感じさせないところに「すごさ」を感じて頂ければと思います。 店頭試飲においても、 何も申し上げず口にして頂くとごく普通に口にされています。反対に正体を伝えるとびっくりされています。また熟成酒や古酒の妙味を美味しいと感じる方にとっても、10年の時を感じさせない味わいに「これは、これですごい!」といって頂いています。 実際には、10年を積み上げられた味わいの高精米らしい喉越しの中に感じる厚みのあるコクと口当たりの優しさと酔い心地の良さ、酔い冷めの良さ、さらに高精米らしい喉越しの良さ、さらに酔いの中盤から後半にかけて、なぜかしらチビチビと飽きることなく口にしてしまう熟成酒ならではの醍醐味も格別なものがあります。 また写真の通り 色合いも新酒の無濾過のものと同等ということで酒質をご想像できるのではないでしょうか。とっておきのお酒として、大切な祝福の時、本当に大切な方への珍酒などにご活用して頂ければと思います。 |