アル添の美味しさ、良さを知ってみよう 香川 川鶴無濾過本醸造原酒1800ml 店頭でもよく「純米じゃないと・・・!」という声をお聞きします。 反対に「どうして純米じゃないとダメなんですか?」とお聞きします。その答えの多くは「醸造アルコールが入っているから!」という答えが一番多く返ってきます。 では 「本醸造や吟醸酒、はたまた大吟醸には何%位の醸造アルコールが入っているかをご存知でしょうか?」 ほとんどの方は具体的な事柄を言っていただける方は本当に少数です。(一度調べてみてください。さらに実際に規定に明記されているの割合はMAXであり、使用量も大変少ない場合も多く存在しています。) さらに 国がおこなう新酒鑑評会などの金賞受賞酒のほとんどは醸造アルコールを添加している大吟醸です!そのようなお酒に添加している醸造アルコールの量を知るとびっくりされるかも・・・。 そして 醸造アルコールの添加について「どのようなメリットが生まれるか」も知ってほしいところであり、さらに醸造アルコールの添加のお酒と純米系では、もともと何を大事にしているかの目的が違います。 ビールに喉越しを求めるなら「スーパードライ」でしょうし、素材感を織り込むなら「プレモルやエビス」になります。日本酒も同様に喉越しや香りを求める吟醸系がお得意であり、素材感を楽しむなら純米系の方がお得意の分野となります。 さらに 料理との相性を加え美味しさの演出ということであれば、吟醸系は「ウォッシュ(洗い流し)効果」が主体となり、純米系は「料理に深見を見出す効果」が主体となります。 明確な答えをお持ちの方は別として イメージが独り歩きしてしまっているように感じられます。是非、確かな情報をもとに、まずはアル添系の良さと使い方、味わい方。また純米系の良さと使い方、味わい方を知っていただき、体感し、それぞれのお酒が光り輝くステージを区別していただき日本酒ライフの裾野を広げていただければと思います。 《川鶴無濾過本醸造原酒》 もちろん本醸造として特段香りや艶やかさを求めるわけではありませんが、原酒ならではの旨みはしっかりと存在し、まろやかな味わいの中にも日本酒度+10を加算するとスマートな切れの良さを感じていただけます。 あっさり酢ものからこってり料理でも対応し、冷から常温、ぬる燗・・・はたまた加水冷から加水燗までオールマイティーに飲み飽きせずお楽しみいただけます。 精米歩合65% 度数15度 日本酒度+10 |